調香師が語る香料植物の図鑑

  • 原書房
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本棚登録 : 440
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784562049172

作品紹介・あらすじ

「香水の都」と呼ばれる南フランスの町グラース。<br>この地では現在も特上の香水で使う香料植物を生産加工し、土地柄で代々、著名な調香師を多く排出している。<br>ベールに包まれていた調香師38人が、香り高い植物をプロの視点から解説する独創的な図鑑。

感想・レビュー・書評

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  • 花から香りが想像(創造)出来る?

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    「香水の都=南仏グラースから画期的な植物図鑑!

    フレグランス製品を誕生させる植物71種を、トップクラスの調香師38人が、その記憶、処方のコツなどを解説する独創的な図鑑。
    合成香料が発達しても原点は天然香料にある。収穫風景、効用、文化、逸話を網羅し、優れた香水群を紹介。
    協力:グラース国際香水博物館。 」

  • オールカラーの植物香料の辞典・図鑑。メインの著者2名によって様々な香料が個別に解説されています。しかし、本書で特筆すべきなのは、フレグランス界で活躍されている多くの調香師が各々の香料について、個人的なコメントを寄せている点かと思いました。かなり、読み応えがあり、正直一度で読み切れるものでもなく、ふと気になった時にいつでも手に取りたいと思うので本書は購入することにします(今回は図書館で借りて読みました)。

    また、各香料を主体とした香水のリストが充実しています。著者がアカデミアで中立的な立場で執筆できたためか、メーカーやブランドに偏らないリストになっています。網羅的にフレグランスを探索したい方は、国内出版の書籍よりは本書の方が参考になるかもしれません。

    惜しむべらくは出版年が2013年とやや古めなこと。
    冒頭の香料史はかなり散漫な文章でいただけませんでした。しかし、ぼやけた文章ではあったものの衛生観念とフレグランスの関係性の変化については大変興味深く思いました。

  • フランス、グラース市の協力を得て香料の紹介。

    香料、アロマについての簡単な歴史。
    メインは香料植物の写真と解説、その香料を使った香水の紹介や調香師たちの話など。
    ある意味でカタログ本になってる。

    アロマとは少しジャンルが違ってその匂いそのものに関しての話がメイン。

  • 写真が多くて目で見て楽しい本。
    好きな香水の香りの構成をチェック→そこに書いてある香料はどんなものだろう?と調べる時に便利。マイナーな香料は載ってないけど、メジャーどころは載ってるのでイメージ膨らませるのに便利。

  • 通販で手に入れたのですが、何に驚いたのかと言えば想像してたよりサイズが小さい(笑)辞典みたいなのを想像してましたが、膝の上じゃなくても持てます(笑)
    内容は、タイトルのまま。
    素晴らしい(^^)素人が楽しむには十分です♪ワクワクしますよ!

  • 4〜5

  • 香料植物なのでアロマテラピー関連かと思ったけどそれは少なめで、香水についてがメイン。でも香料のブレンドでいかに魅力的な香りを作るかという点で参考になりました。

  • 見ていて楽しい本です

  • 美しい本です
    欲しくなります

  • フランスの本だと思うけど、翻訳された日本語が難しい。でも、表紙や中身のデザインが凝っていて、写真も多くパラパラと見るだけでも楽しい。
    香りの説明や、作られた香水の説明など、読んでいるだけでワクワクする。
    全部読みきれていないけど、家に置いて置きたい一冊。

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