2014本格ミステリ・ベスト10

制作 : 探偵小説研究会 
  • 原書房
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本棚登録 : 44
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (179ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784562049738

作品紹介・あらすじ

ロング・インタビューは北山猛邦、深木章子。
若手のホープ円居挽×森川智喜対談など、多くの作家・評論家を輩出している大学ミステリ研究会を特集!
もちろん国内・海外ランキングから映像・評論・ゲームまで網羅した本格年鑑。

感想・レビュー・書評

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  • ランクイン作品で既読は『水族館の殺人』『リバーサイド・チルドレン』。
    『貴族探偵対女探偵』『ノックス・マシン』『アリス殺し』はすぐにでも読む予定。
    『水族館の殺人』が高く評価されているのが嬉しい。学園ものの本格ミステリとしては、傑作と言えると思う。

    気になった作品
    歌野晶午『コモリと子守』
    石持浅海『わたしたちが少女と呼ばれていた頃』
    長沢樹『上石神井さよならレボリューション』

  • 『このミステリーがすごい!』に比べるとこちらは微妙。ライトノベルが苦手なのでそのような作品の紹介ページは若干、読むのがきつかった。本格ミステリというタイトルに惹かれて読んだがイマイチ。

  • ”2014本格ミステリ・ベスト10”原書房(2013/12発売)

    ・・・年次ミステリガイドでは一番の好みです。映像・ラノベ・コミック・ゲーム・装丁などのまとめもあり。海外編が弱いイメージ。

    国内編
    1位 貴族探偵対女探偵 麻耶雄嵩 集英社
    2位 水族館の殺人 青木有吾 東京創元社
    3位 リバーサイド・チルドレン 梓崎優 東京創元社
    4位 ノックスマシン 法月倫太郎 角川書店
    5位 犯罪ホロスコープⅡ 法月倫太郎 光文社カッパノベルス
    6位 アリス殺し 小林泰三 東京創元社
    6位 戯作・誕生殺人事件 辻真先 東京創元社
    8位 コモリと子守り 歌野晶午 光文社
    9位 星籠の海 島田荘司 講談社
    10位 リカーシブル 米澤穂信 新潮社

    海外編
    1位 列車に御用心 エドマンド・クリスピン 論創社
    2位 百年祭の殺人 マックス・アフォード 論創社
    3位 イン・ザ・ブラッド ジャック・カーリイ 文春文庫
    4位 跡形なく沈む D・M・ディヴァイン 創元推理文庫
    5位 ポーカー・レッスン ジェフリー・ディーヴァー 文春文庫
    6位 小鬼の市 ヘレン・マクロイ 創元推理文庫
    7位 人形パズル パトリック・クェンティン 創元推理文庫
    8位 ムーンズエンド荘の殺人 エリック・キース 創元推理文庫
    9位 サイモン・アークの事件簿Ⅳ エドワード・D・ホック 創元推理文庫
    10位 警官の騎士道 ルーパート・ペニー 論創社

  • 高林さわ『バイリンガル』(30位圏外)、森川智喜『一つ屋根の下の探偵たち』(30位圏外)、菅原和也『CUT』(30位圏外)、赤月黎『魔女狩り探偵春夏秋冬セツナ』(ラノベミステリのコーナーですら完全スルー)……。例年に比べて不作だったとはいえ、そもそも読まれてすらいないのか、もはや作品の出来不出来、本格としての質の如何に関わらず出せば必ず入る麻耶、法月、島荘らベテラン勢への作家票が上位を席巻し、ネームバリューに乏しい新人の良作が軒並み取り零されている現状は大いに問題です。これまで受け皿となっていたネット読者ランキングが廃止されたことも事態の悪化に拍車を掛けています。投票者の多くが本気でそれを今年度のベスト本格だと思っているのなら、ちょっと信じられません。ここ数年で最も酷いランキングでした。

  • 『貴族探偵VS女探偵』が一位…だと…?

  • ランキング本が発売されると、師走だなーと感じます。自分が読んだ本がどれぐらいランキングされているのか楽しみに読みましたが、全くランキングに入っていませんでした(;´∀`) ということは、まだまだ私が読んでいない面白い本がたくさんあるということですね。

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著者プロフィール

1995年に創元推理評論賞の選考委員と受賞者らを中心に結成。
おもに探偵小説に関する多面的な研究、評論活動を行っている。
編著に『本格ミステリ・ベスト100 1975-1994』(東京創元社)、『本格ミステリ・クロニクル300』『本格ミステリ・ディケイド300』(原書房)などのほか、各メンバーが各紙誌書評・評論活動などで活躍している。
2006年から機関紙『CRITICA』を発行。

「2023年 『本格ミステリ・エターナル300』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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