2015本格ミステリベスト10

  • 原書房
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784562051267

作品紹介・あらすじ

国内最大規模のベストミステリ・ランキングのほか、特集は作家・評論家が選ぶ「古今東西名探偵ベスト10」。
インタビューは岡田秀文・天祢涼の2本立て。
毎年恒例の「ミステリ作家の予定と近況」も充実!

感想・レビュー・書評

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  • ランクイン作品で既読は、『○○○○○○○○殺人事件』『風ヶ丘五十円玉祭りの謎』『その女アレックス』。

    気になった作品
    麻耶雄嵩『さよなら神様』
    白井智之『人間の顔は食べづらい』
    深水黎一郎『世界で一つだけの殺し方』
    石持浅海『相互確証破壊』
    アントニイ・バークリー『服用禁止』

  • 宝島社の『このミステリーがすごい!2014年版』の順位と比較をしながら読むと面白い。こちらは本格ミステリなので、『このミス』とは本質的な部分は違うのだが、『ミステリー』という括りは一緒だとは思う。こちらにランクインをしている作品はあまり読めていないので、読まないといけない。以前から気になっている作品がランクインもしていたため、これをきっかけに読みたい。

  • 今年度のマイベスト5の戦績を見てみると、1.白井智之『人間の顔は食べづらい』(21位)、2.円居挽『河原町ルヴォワール』(13位)、3.北山猛邦『ダンガンロンパ霧切2』(18位)、4.米澤穂信『満願』(2位)、5.周木律『災厄』(圏外)でそれなりにまずまずといったところでしょうか。千街晶之も述べていましたが、各社力作を対象期間ギリギリに投入するパターンが常態化して読者が取捨選択を強いられている現状は考えものです。特に角川は二年連続でやらかしているので来期こそは改善を願います。今年はシリーズものもノンシリーズ作品も短編集が多く、長編好きにとっては物足りない部分もあったにせよ、こうして眺めると総じて良いミステリに恵まれたなぁと思うのでした。しみじみ。

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著者プロフィール

1995年に創元推理評論賞の選考委員と受賞者らを中心に結成。
おもに探偵小説に関する多面的な研究、評論活動を行っている。
編著に『本格ミステリ・ベスト100 1975-1994』(東京創元社)、『本格ミステリ・クロニクル300』『本格ミステリ・ディケイド300』(原書房)などのほか、各メンバーが各紙誌書評・評論活動などで活躍している。
2006年から機関紙『CRITICA』を発行。

「2023年 『本格ミステリ・エターナル300』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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