本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784562053339
作品紹介・あらすじ
石器時代から現代にいたるまで、船舶ほど人類に重大な影響をおよぼしてきたテクノロジーはない。船舶の発達とともに、人々はどこでどのようにして生活し、だれと交易し思想を交換して、戦闘にいかに勝利・敗北し、その後の世代と何千年という歴史の流れを変えてきたのかを描く。
感想・レビュー・書評
-
図書館で借りた。
ありそうで無い、「船」にフォーカスを当てて世界史を俯瞰した本。図書館でタイトルを見かけて思わず借りた。
さすがに目次の船の名前の並びではピンと来ないが、読めば世界史のポイントポイントになっているのが分かる。サラミスの海戦、鄭和の艦隊、大航海時代、奴隷貿易、近代戦争、移民、冷戦の原子力競争…
コロンブスやクックの航海情景も詳細に書かれていたりして、初めて知る知識も多く、非常に楽しかった。
コロナ前に発売された本と考えると、ここにクルーズ客船のダイヤモンド・プリンセス号が加筆されることになると私は思った。
少し視点を変えた世界史総覧と思うと非常に面白い観点ではないかとお薦めしたい。
また、絵も多いので、大人が読む絵本・図鑑的な感覚でも読み進められる。
船以外にもシリーズ化されているようなので、あわせて読んでみたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
船橋図書館
全3件中 1 - 3件を表示