- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784562056330
作品紹介・あらすじ
先史時代から現代まで、歴史、考古学、科学の側面から世界各地の発酵食品を考察する。最新の考古学上の発見や、世界の伝説や伝承話を交えながら、発酵の世界の奥深さと豊かさを多角的に論じる。
感想・レビュー・書評
-
装丁がブリューゲル父、ということで
ジャケ買い(違、笑)
Ni cru, ni cuit : Histoire et civilisation de l'aliment fermenté
by Marie-Claire Frédéric
発酵食の歴史。世界各地の発酵食品についてだが、こうして読んでみると、発酵食品て土着の菌でできてるんだなぁ、とつくづく感じる。そして、くせが強めなのが面白い。なんというか、限定的に生まれ、基本その土地の人だけに愛されるものという感じ。
和歌山のなれ寿司やらスコットランドのハギスなんかみたいに、昔はめっちゃ発酵させてたのが、最近発酵させずに、マイルドな味わいに変化してきてるものも散見する。
ともかく、
全ての食物が発酵して食えるんでは、そして美味いのでは?と思えてくる本書。そして、酸っぱいて、おもろいねぇ。
まだ食べたことないチーズもあるのでこれからもっと食べたい。
そして、全ての菌が悪いのではない
菌にも社会があるのねぇ、、
とつくづく感じたのだった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50142763 -
【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/720567 -
世界中の発酵食品がこれでもかとばかりに紹介されているが、たくさんありすぎてあまり記憶に残らなかった。くさいと聞くとかえって興味が湧くとはいうものの、さすがに遠慮したい代物もある。魚の干物や梅干しが日本の発酵食品の一つに挙げられていて意外だったが、微生物の働きでおいしくなったのだから、発酵食品ということになるのだろう。本文中には何の説明もなかったが、「新潟県村上市の塩引き鮭。」の写真(262ページ)には驚いた。村上の塩引きは、あのあたりではよく知られているが、こんなところで目にするとは。2019年5月5日付け読売新聞書評欄。
-
-
先史時代から現代まで、歴史、考古学、科学の側面から世界各地の発酵食品を考察する。最新の考古学上の発見や、世界の伝説や伝承話を交えながら、発酵の世界の奥深さと豊かさを多角的に論じる。(e-honより)
-
発酵ラボ
http://www.hakkou-lab.com/
原書房のPR
先史時代から現代まで、歴史、考古学、科学の側面から世界各地の発酵食品を考察する。最新の考古学上の発見や、世界の伝説や伝承話を交えながら、発酵の世界の奥深さと豊かさを多角的に論じる。
http://www.harashobo.co.jp/book/b436786.html