「悪」が変えた世界史 上

制作 : ヴィクトル・バタジオン 
  • 原書房
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本棚登録 : 55
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784562058518

作品紹介・あらすじ

ネロ、ジル・ド・レ、アレクサンデル6世……血に飢えた皇帝、捕食動物のように残忍な王妃、邪悪な専制君主、凶悪な犯罪者など、10名をとりあげている。古代から近世にいたるまでの陣容であり、全員が身の毛もよだつ恐怖の権化そのものである。

感想・レビュー・書評

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  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/750488

  • 意外と有名なところから、知る人ぞ知るといったところまでを取り上げていて参考になる。人はどこまで残酷になれるのか、何がそうさせるのか、など興味はつきない。
    惜しいのは、それぞれに割かれているページ数が少なく、起きたことを表面的になぞっているような感じがある。あまり取り上げられることのない人たちの話なので、もう少し詳しく知りたいと思った(ないわけではないと思うが、調べるための労力が…)。
    最近、このように何かしら一つの視点から歴史上の人物を取り上げる本が増えてきているような気がする。色々な視点から歴史を知る良い機会だと思う。できれば、さらに詳しく知るための「日本の」本があると嬉しいなぁ。

  • 古代ローマから17世紀フランスまで残忍、悪逆な人物の紹介。
    それぞれの生い立ちから行動と最期まで書かれていますが割と知っているような事柄が多く感じられました。
    伝記のダイジェスト版のようだと思いました。

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著者プロフィール

フランス語通訳、翻訳家。訳書に、ピエール・ラズロ『塩の博物誌』(東京書籍)、ベルナール・ヴァンサン『ルイ16世』(祥伝社)、ジャン=クリストフ・ビュイッソン他『王妃たちの最期の日々』(原書房)、アレックス・ブレゼ他『敗者が変えた世界史』(原書房)など多数。

「2022年 『世界を喰らう龍・中国の野望』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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