- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784562058778
作品紹介・あらすじ
「死」とは何か。人はいつ、「死んだ」と見なされるのか。古代から現代にいたる死生観と弔いの歴史と変遷を、世界の各地域に広がるさまざまな宗教や慣習とともに、多数の図版を織り交ぜながら紹介。
感想・レビュー・書評
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古代から現代まで、世界の「死」にまつわる文化を、多数の写真や絵画と併せてまとめている。
考察もあるものの、広く浅く紹介、という印象。
でも、死についてどう考えるかというのはそのまま生をどう考えるかなので、様々な文化がどう取り組んだのかが読めるのは興味深かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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https://catalog.lib.kagoshima-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BC04770223
[鹿大図書館学生選書ツアーコメント]
「人類の文化は死にともなうあらゆる恐怖とともに、死によって豊かになってきたのだ」
我々人類の歴史はその始まりから現在まで、どの文化圏にあろうと、常に「死」と共にありました。
その長い歴史の中で生まれた、様々な文化圏の「死」にまつわる多種多様な儀式や作法などが本書では記載されており、大変興味深い一冊となっております。
と同時に、あなたは本書を読めば気づくでしょう、たとえどの時代にのどの文化圏にいようとも、死によって生の尊さが際立つということを。 -
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