世界史を変えた40の謎 上:アクエンアテンからシェイクスピアまで

著者 :
制作 : ジャン=クリスティアン・プティフィス 
  • 原書房
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本棚登録 : 43
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784562071579

作品紹介・あらすじ

古代エジプトから現代のダイアナ妃の死まで、歴史上の40の謎を紹介する本。1章で1つずつ謎を取り上げ、各章ともその分野の専門家が執筆。 歴史的な議論や考古学研究にもとづき、最新のDNA技術による発見もふくめて、名だたる歴史のミステリーを評価しなおす。

感想・レビュー・書評

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  • 表現が難解だったりはするが、むかし世界史好きだった人には知識をアップデートするのによいかと。

    うーむ、とうなったのが2章で出てくるアトランティス。科学的なアプローチで解明しようとしているのだが、最後はプラトンとアリストテレスの違いで落とす、といった西洋のありがちなウィットを知っているとさらに楽しめる。

    マヤ文明の衰退は納得。内輪でもめているうちに外的にやられてしまった例。ヴァイキング、シェークスピアもおもしろい。

    やっぱり歴史はロマンだなぁと感じる場面があったり、むかしの夢を壊してくれるなと困惑したり、色々な展開がありました。

  • はじめに
    (1)考古学上の謎
    (2)謎めいた人物たち
    (3)謎につつまれた死や失踪
    (4)サバイバー騒動
    (5)国家機密と奇妙な事件
    (6)隠された宝物と秘密結社

    1 神秘のファラオ、アクエンアテン (カトリーヌ・シャドフォー)
    2 アトランティス――そもそも、なにが謎? (モーリス・サルトル)
    3 アレクサンドロスの墓 (ジャン゠イヴ・カレズ゠マラトレ)
    4 アレシア――それは、ほんとうの敗北か (ジャン=ルイ・ブリュノー)
    5 トリノの聖骸布――知性に対する挑発? (ピエール・ド・リードマテン)
    6 ヴァイキングは北米大陸に到達したのか? (ジャン・ルノー)
    7 マヤ文明――一気に崩壊? それとも複合的な崩壊? (エリック・タラドワール)
    8 テンプル騎士団――荒唐無稽な説の玉手箱 (アラン・ドミュルジェ)
    9 ジャンヌ・ダルクの真の謎 (ジャック・トレモレ・ド・ヴィレール)
    10 サン・バルテルミの虐殺――闇につつまれた一夜 (ロラン・テイス)
    11 ポルトガル王セバスティアン、死んだのか生きているのか (イヴ=マリー・ベルセ)
    12 シェイクスピアとその分身 (ドミニク・ゴワ=ブランケ)

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著者プロフィール

フランス語通訳、翻訳家。訳書に、ピエール・ラズロ『塩の博物誌』(東京書籍)、ベルナール・ヴァンサン『ルイ16世』(祥伝社)、ジャン=クリストフ・ビュイッソン他『王妃たちの最期の日々』(原書房)、アレックス・ブレゼ他『敗者が変えた世界史』(原書房)など多数。

「2022年 『世界を喰らう龍・中国の野望』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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