- Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
- / ISBN・EAN: 9784562071906
作品紹介・あらすじ
ヒトラーの奇妙な菜食主義、スターリンが仕掛けた夕食会の罠、毛沢東の「革命的」食生活、チャウシェスクの衛生第一主義、ボカサの皇帝戴冠式の宴会、酒が大量消費されたサダムのディナーなど、この本は暴君たちの食にまつわる奇癖やこだわりを描く。
感想・レビュー・書評
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やはりボカサの逸話が
一番面白く 皇帝即位が馬鹿々々しく
思わず今の 中央アフリカの
首都の写真をみて
ため息が出る
100万ちっぽりしか
人口がないのに
ナポレオンを模した戴冠式
フランス大統領との
汚職問題もあり
著者の筆も乗りに乗ってて
そこが一番のポイントやったね詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「同志少女よ、敵を撃て」を読み兵士とは対となる権力を有する実権者の立場の人々はどんな生活を送っていたのだろうと気になり読むことにしました。
本書は実権者の生い立ち、政治が食の有り方とどのように結びついているかをクリスティー氏のジョークを踏まえてやや面白可笑しく書かれています。
世界史に関して全く未知の領域の私でも楽しんで読めました。独裁政治を行ったイメージの強い彼ら(ヒトラー、ボカサ)の食生活を知ると不思議と人柄や大切にしている事が見えてくることが興味深く感じました。 -
世界史を変える程とは思えなかったが、独裁者がテーブルの上で仕掛ける政治的な駆け引きとかを当時の秘書等の日記や史実から紐解いていて面白かった。
上巻は、毛沢東、ボカサ、ヒトラー。
下巻は、チャウシェスク、スターリン、フセイン。 -
女子栄養大学図書館OPAC▼ https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000059232