古代エジプトの日常生活: 庶民の生活から年中行事、王家の日常をたどる12か月

  • 原書房
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本棚登録 : 119
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784562072347

作品紹介・あらすじ

紀元前15世紀の古代エジプトの12か月を庶民から王族までの生活を通じて物語のように活写。人々の生活から王の死とその儀式、新王の誕生など、その場にいるようにドラマチックに専門家がわかりやすく案内。

感想・レビュー・書評

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  • エジプトの王様から庶民の生活をわかりやすく記述している。
    ミイラの作成方法など
    興味深い内容でした。

  • 本書は、古代エジプト、紀元前15世紀のアメンホテプ2世の治世についてストーリ調でその時代の生活や風習を教えてくれる一冊である。
    1年を追うようにストーリー展開されていくが、これは古代エジプトについての知識をイメージしやすく、また親しみやすくするためのものであって、ストーリー自体には面白みはない。古代エジプトを舞台にした小説ではないからだ。
    ストーリーの中には古代エジプトの祭りの様子や医療、酒作り、王の死、王の墓造り、人々の神についての考えなど、押さえておきたい重要ポイントがしっかりと組み込まれている。古代エジプトの人々の暮らしについて、ただ教科書のように事実を列挙するだけでは面白みがないが、このようなストーリーとして古代エジプトの生活をイメージしながらであれば楽しく知識が身に着くのではないだろうか。
    厚さはあるが内容は簡単なので、子どもにも読んでもらいたい。

  • 古代エジプトで浮かんでくるのは、ピラミッド、ツタンカーメンの黄金のマスク。




    王朝のなんとか王が中心に語られることが多い。




    しかし、生まれてから亡くなるまで無名のままの人が圧倒的に多い。




    そんな人々の日常生活はどうだったのか。




    今回の本は、歴史に基づいたフィクションだと、考古学者で著者のドナルド・P・ライアンは記している。




    少しは古代エジプト人の日常生活を垣間見た気がする。

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