統計学の基礎

  • 培風館
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784563008680

作品紹介・あらすじ

本書は、統計学を初歩から解説した、大学一般教養向けテキストである。まず、データの表現、代表値、確率、順列と組合せといった高校での学習内容から順次記述を進めていく。次に、各種確率分布の取扱いから、検定、分散分析に至る数理統計の入口までを系統立てて解説する。数式の取扱いや理論の展開は懇切丁寧であり、数理的な基礎を初学者にも無理なく理解できるよう工夫している。

感想・レビュー・書評

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  • 筑波大学の授業科目「確率統計」の教科書。
    例題が妙にリアル。

    問題が豊富でそのすべてが具体的・現実的なところが特長である。イギリスの書を邦訳したこともあって、例題にはイギリス・ネタが散りばめられている。向こうでは“あるある”なのかもしれないが日本人にはいまいちピンと来ない(邦訳は不自然では無い)。
    しかし現実的な問題を扱うならばこそ、何が“同様に確からしい”と言え“そう”か言及すべきだろう。また解答がほんの一部しか無く、それも酷い略解で何を間違ってるのか、この問題にはどんな理由でこの指標を適用すべきだったのかが全く分からない。
    統計学としては正統派で基礎事項は良くまとまっているが、特別見やすいわけでは無いか。正直、だからなんだ感は否めない。確率の解釈とか、数字遊び的な検定を実務の検査に適用する妥当性などの説明が無い。

    目次
    1.データの表現
    2.中心的傾向の測度
    3.散布度
    4.確率
    5.順列と組合せ
    6.離散型確率分布
    7.2項分布
    8.ポアソン分布
    9.正規分布
    10.結合分布
    11.理論分布
    12.標本抽出
    13.標本分布
    14.信頼限界
    15.有意性検定
    16.χ^2検定、適合度の検定
    17.相関
    18.線形回帰
    19.^s^2の標本分布、F検定、分散分析

  • 電子書籍ある(2018/10/31)
    https://app.box.com/folder/6442530817

  • 主に統計学を用いて研究を行っている僕にとっては、結構バイブル的な存在。
    いつも持ち歩いています。嘘です。

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