統計学演習

著者 : 村上正康 安田正實

• 培風館 (1989年1月1日発売)

作品紹介・あらすじ

本書は大学教養課程学生を対象とした演習用テキストおよび参考書である。統計教育に造詣の深い著者の教育理念である"統計学の本来の目的はデータの正しい解釈と判断にある"ということから、統計的センスを養うための良質の問題が精選されている。各章ともまず公式や定義などをコンパクトにまとめた要項により、必要事項を系統立てて理解できるようになっている。

感想・レビュー・書評

[kappappa14さんの感想 · 2021年8月14日]

シンプルイズベストでよい。薄い本で基本的な問題を何周もかけて完全に身体に馴染ませ切る、という勉強方法に方法に向いているやつ。範囲も単回帰までになっていて潔い。

こういうのはできるかできないかではなく、みた瞬間に解けるか、そうでないか、が大事。

[zero310さんの感想 · 2016年12月22日]

未だに正誤表が網羅されてないのが難点だけど、例題と演習問題は難しすぎず、しかし少しは考えないと解けないようなレベルで良い。

[kony10さんの感想 · 2015年10月13日]

教科書と異なり、実際の問題に適応して学べるため、実践的である。
単なる問題集を超えて、覚えるべき定理や、簡単な解説も加えられており、理解しやすい。
教科書をざっと一通りやったあとに、取り組むとよいと思う。

[大阪市立大学 宮川ゼミさんの感想 · 2011年11月15日]

めちゃ薄い演習本。
この問題がとけるようになったら、統計の初歩的な問題は一通りとけるようになったと言っても良い気がします。
2,3日で全部終わらせれる量なので、そんなに負担にならないし、問題内容が実用的な例や数字を扱っていて、具体的に統計がどのように使われているのかを体験できるのでおすすめです。
ただし解答が少し間違っているところが多かったので★３です。