農夫ジャイルズの冒険: ト-ルキン小品集

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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784566021105

感想・レビュー・書評

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  • レビュー見てると、ニグルの木の葉が「死後の旅の話」って解釈が多いみたいですね。私は、ぐうたら生活してたニートが就労の喜びを知って、余生を暮らす話ではないかと思うんですが。曲解ですかね…。ちなみに、農夫ジャイルズの冒険が一番おもしろかったです。

  • 「農夫ジャイルズの冒険」「星をのんだ かじや」「ニグルの木の葉」、そして『指輪物語』関連の詩(トム・ボンバルディル)のトールキン短編集。

    『指輪物語』は中学生の時に読んだけども、短編集は読んでいなかった。
    たけど、トールキンのすごさがじわじわくる。
    この感動は『指輪物語』以上かもしれない。

  • 三つの短いお話「農夫ジャイルズの冒険」「星をのんだかじ屋」「二グルの木の葉」と、詩集「トム・ボンバディルの冒険」からなる、文字通りトールキンの小品集。買ってずいぶん長いことほったらかしにしてましたが、ちょっと気分を変えよいと思って読んでみたら、思いのほか面白く、トールキンの豊饒な想像力に久しぶりに触れることができて、大変満足しました。
    「ジャイルズ」は「ホビットの冒険」とは一味違ったユーモアあふれる竜退治の物語。「星をのんだかじ屋」は、「指輪物語」やそれ以前の時代の中つ国の物語にも通じる、トールキンらしい懐かしさと詩情にあふれた妖精譚。「二グルの木の葉」は、タイトルだけだと「中つ国にある木の葉っぱ」のことだと思ってたんですが、違ってました。芸術と死について語られた詩のようなお話でした。
    そして、「トム・ボンバディルの冒険」ですが、「指輪物語」に登場する詩・歌謡三つを含む長短16篇の物語詩を集めたアンソロジー。ホビット庄や裂け谷に思いを馳せながら読まれるのがよいのではないでしょうか。
    最後にお断りしておくと、私が読んだのは旧版の『トールキン小品集』です。トールキンファンとして読んでおいて損はない一冊と感じました。

  • 先の3話はおとぎ話に近いテイスト。
    特に「ニグルの木の葉」が記憶に残った。
    自分の絵の世界に行ったニグルは幸せそう。
    本当は現実世界からニグルを追放して、得をしたい人たちの罠だけど。
    だまされるのって不幸せなのかな?って考えさせられた。

    「トム・ボンバディルの冒険」は詩。
    あんまりトムは出てこない。
    期待外れ。

  • 皮肉っぽい

  • 호빗. 반지 이야기. 영국의 톨킨. 요정 오타크.

  • 「指輪物語」の作者が書いた、短編集。ファンタジーが大好きな人向け。

  • 中にある『ニグルの木の葉』という話がお気に入りだった(ほかはあまり覚えてないし読むときはこれしかw)
    昔読んだときちょうど見に行った画家さんの絵がイメージひったりでなぜか絵の情景がありありと想像できた
    いつか描いてみたい

  • 私が読んだのは1975年初版の『トールキン小品集』と題されたもの。

  • トールキンの本は全部読んだかな~と思ってたので
    こんな短編集があってビックリ!

    4つお話が入ってて、
    「ほしをのんだかじや」がおもしろかったかなー

    ファンタジーってそういうものだけど、
    世界観とか(文化とか地理とか歴史とか)作り上げるのってちょうすごい!
    創造力あるひとは楽しいだろうな~!

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著者プロフィール

(1892-1973)オックスフォード大学教授。言語・神話への豊富な知識を生かして創造された別世界ファンタジー『指輪物語』は世界中に熱狂的なファンを持つ。他に『ホビットの冒険』等がある。

「2022年 『終わらざりし物語 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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