The Atlas of Middle-Earth 「中つ国」歴史地図 ― トールキン世界のすべて
- 評論社 (2002年2月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
- / ISBN・EAN: 9784566023758
作品紹介・あらすじ
本書は、上古の時代の「世界」の創造から第三紀に至るまでの地理案内・歴史案内の決定版として、『シルマリルの物語』『ホビットの冒険』『指輪物語』に描かれた魔法の世界を照らし出す。主要人物の旅路が、数百にもおよぶ地図と表によって跡づけられている。第一紀、第二紀、第三紀の合戦や主要な場所は、すべて網羅されている。特殊な地形の描写や、城などの設計図もあれば、「中つ国」の歴史全体を通じての気候、人口分布、言語、植生といった、テーマ別の地図もある。詳細な説明と注釈は、これらの地図とトールキンの作品を関連づける手がかりになることだろう。
感想・レビュー・書評
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中つ国の第1期、2期、3期を含む歴史地理書。各時代の植生や人口分布図、城の設計図まである…。
これぞ究極のファンレターじゃないでしょうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
面白い
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「指輪物語」に出てくる建物や地図などを本文の描写に基づいて描いたもので、どちらかというと一度は本編を読破した状態で読むのがのぞましいと思われる。
私の場合本編の読破がごく最近ということもあり、再読時に傍らに置いて読みたいのでまだ積み状態(汗 -
シルマリルを両手で持って、こいつを膝の上に置いておくのがたいへん便利。どうすんだ、こんなもん買っちゃって‥‥
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「指輪物語」は旅をする物語です。となれば、どういう道を辿って、どんな場所でどんなことが起こったのか知りたくなります。それを視覚で確認、楽しませてくれる素晴らしい一冊です。
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指輪ってフィクションだよね?と自問自答したくなる地図。
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『指輪物語』の舞台「中つ国」の地形図、歴史、言語、種族などについてまとめた「歴史地図」です。全巻読み終えた後でも、手軽に「中つ国」を旅したくなった時、あると便利な一冊!
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圧倒的な情報量に感激。図示してあってわかりやすい。中つ国の歴史に興味津々。
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マニア向けの本。持ってるだけで価値ある(と思い込みたい)本。実は『シルマリリオン』とかちゃんと読んでないので、この本読んでもよくわからない(笑)、んですが、まあ、トールキン神話の世界を、ヴィジュアルで網羅したという意味では、すごいんじゃないでしょうか。