フォックスさんの にわ (評論社の児童図書館・絵本の部屋)

  • 評論社
4.00
  • (15)
  • (21)
  • (10)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 208
感想 : 21
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784566080546

作品紹介・あらすじ

フォックスさんと犬は離れたことがない。いっしょに遊び、おやつを食べ、同じ音楽を楽しんで、冒険にも出かける。とりわけ好きなのは、いっしょに庭仕事をすること。でもある日、思いもしない悲しいことが起きて……フォックスさんは庭をめちゃくちゃにたたきこわしてしまった。豊かな土地はそれでも何かを育まずにはいない。喪失、再生、癒し、そして自然の力を描く、心打つ絵本。2019年のコールデコット賞オナーブック(次点作)。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • やさしい気持ちになれる
    子どもだって、大人だったり暴れんぼうになったり悲しくなったりするよね
    そのままにしておきたい気持ちもあるよねっていうのを肯定してくれる気がする
    全部そのままでいいんだっておもう

  • 大切な人を失った痛みと、時が経つことでの癒し。おとなの人がしみじみする絵本かも。年代によって感じ方が違って読めるのもいいところ。

  • 2019年度コールデコット賞受賞作品

  • 2020絵本50

  • 大切な友だちを亡くした後の気持ちの揺れを庭の破壊から再生へと至る流れに描いている。

  • 切ないけれど、こうやってまた前を向いて生きていくんだな、というストーリー。娘には響いたのかな。(6歳)

  • 元気になって良かったね

  • 息子7歳0ヵ月
    息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読むようになってきて、母はサミシイ。

    〈親〉
    絵が好き ◯
    内容が好き ◯

    〈子〉
    何度も読む(お気に入り)
    ちょうど良いボリューム ◯
    その他 

    別れの物語は、息子にはあまりささらない話らしい。
    じっくり読みはするけれど、何度も読むことはない。

    植物と青い空の絵がとても素敵な絵本。
    お話もせつなくて、しみる。

  • 2019年コールデコット賞オナーブック。

    にわしごとのすきなフォックスさん。
    いつもいっしょだったいぬをうしなって世界が変わってしまった。

    しあわせいっぱいのにわからおそろしい、きみのわるいにわにしてやろうと思った。

    へいのしたからのびてきたカボチャのつる。とげとげのくきに、ぼさぼさのはっぱ、くねくねしたまきひげはこのにわにおにあいだと思って育てているうちになつかしい、わくわくしたきもちがもどってきて…

    楽しさ、うれしさ、悲しさ、それぞれ場面でのフォックスさんの表情がなんともいえずすてき。

    最後の字のないページがまたいい。

    3歳ぐらいからの読み聞かせにおすすめ。

  • フォックスさんと、いつも一緒の犬。ふたりは心からの親友でいつも一緒。でもある日、彼の犬が旅立ち、フォックスさんは失意の底に。そしてすべてが変わってしまった…
    フォックスさんの幸せ、哀しみ、立ち直るまでが、短い言葉といきいきしとした絵で心に響きます。初めて読んで、泣いてしまいました。このあとのフォックスさんがまた変わっていく姿も想像して、豊かな読後感を味わっています。

全21件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

アメリカの絵本作家。ニューヨーク・タイムズ紙ベストセラーに掲載された『コウモリうみへいく』『コウモリとしょかんへいく』ほか、『クマさんのいえへいかなくちゃ!』『よくばりなカササギ』などの絵本が紹介されている。『フォックスさんの にわ』は、2019年のコールデコット賞オナーブック(次点作)。

「2019年 『フォックスさんの にわ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ブライアン・リーズの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×