本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569569994
作品紹介・あらすじ
セ・パでリーグ優勝を果たした覇者達が、その頂点を賭けて決死の戦いを繰り広げる日本シリーズ。平成8年に日本一になったオリックスの巨人攻略の秘策と忠臣蔵の討入り作戦との意外な共通点、昭和53年のヤクルト対阪急戦で阪急・上田監督が1時間以上も試合を中断させた抗議事件の顛末…など、歴史に残る涙と感動の名場面を知られざるエピソードとともに描く。
感想・レビュー・書評
-
日本シリーズも終つてしまひましたね。聞くところによると、讀賣なんとかといふティームが勝つたさうです。いや、めでたいめでたい。
毎年日本シリーズには予期せぬドラマが生れます。大杉選手のホームランはファイルぢやないかと揉めたり、石ころ審判に打球が当つたせいで田尾選手がアウトになつたり、「巨人はロッテより弱」かつたり(しかし加藤投手は実際には「ロッテより弱い」と発言してゐない)...
さしづめ今年は、危険球捏造プレイの選手と、それにまんまと騙された審判がのちのち語り草となりさうですな。
『日本シリーズ 名勝負物語』は、さういふ過去の名試合名場面を、独特の近藤節で料理した一冊であります。ちよつと独特すぎるところもありますが。
例へば、オリックス仰木監督(当時)の作戦と忠臣蔵を関連づけるのは、無理があるやうな気がします。
まあしかし我我の日常にも通じる教訓も満載だし、野球好きなら愉しめる読み物と申せませう。
http://ameblo.jp/genjigawa/entry-11397033207.html詳細をみるコメント0件をすべて表示
全1件中 1 - 1件を表示