日本史を操る興亡の方程式: 人と組織の運命を分けるもの (PHP文庫 な 16-2)
- PHP研究所 (1999年8月1日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569573045
作品紹介・あらすじ
一つの組織が興り、栄え、そして滅びていく-長い歴史のなかで繰り返された栄枯盛衰のドラマには、必ず時代や組織の違いを超えた共通項がある。歴史ミステリーに健筆をふるう筆者は、帝国陸海軍・徳川幕府・奥州藤原氏などの事例から、『興隆の方程式』『滅亡の方程式』というべき法則性を明らかにする。人と組織の運命の岐路を読み解いた傑作評論。
感想・レビュー・書評
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準備と連携と奇策。ただし奇策については興隆にも滅亡にもつながるものでもあり、タイミングや運も重要
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組織や人を見ていくと、興隆と滅亡の時があり、そのターニングポイントは「奇策」だという。自分が今、上昇気流にあるのか、これから下降線を下るのかは、渦中にいる本人たちにはなかなか見えにくいと思われる。だからこそ、日本史を紐解いてその法則性を導き出そうという一冊。
リーダーとは「準備や連携の度合いを判断する」(P.231)ことが最大の任務である。という見解に納得。(2005.11.10)
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