国際情勢の事情通になれる本: 世界の動きはこんなにエキサイティング (PHP文庫 た 42-2)

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569576718

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  • 『国際情勢の見えない動きが見える本』(PHP文庫)の続編。前作と同様、国際情勢について解説する著者のメール・マガジンの中から、主だったものをまとめて収録した本です。

    とりわけ、9・11の同時多発テロ以降のアメリカの動向について、くわしく解説されています。そのほか、ペルーやメキシコ、モンゴル、インドネシアといった国々の直面している課題についてもわかりやすく説明がなされています。

  • 日本ではあまり知られないような国際情勢についてのメルマガを本にしたもの。2000-2001年間のニュース。
    メインストリームの話だけではないんで興味のない人には退屈かも知れないけど、世界はどんな日常を過ごしているのか垣間見るいいきっかけになると思う。
    扱っている内容は9.11テロ、中台関係、フヒモリ政権、フィリピン民衆革命、ブッシュ政権の第二次冷戦構想、ネパール王家の内紛、マケドニア、クルド人、捕鯨、モンゴル、ラオス、プーチン政権、サパティスタ、インドネシアの民族対立、アフガンの復興支援など。

  • いろんな国の情勢や国際関係をさわり程度に勉強できる。深くは突っ込んでいないので、背景や状況がわかりにくい場所があるかも。でもタイトルどおりに国際情勢を勉強する上での初めのステップとしては良本と言えるのではないだろうか。また、田中宇さん独特の陰謀説的な言い回しがあるので、その部分は個人の解釈に委ねられる。

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著者プロフィール

国際情勢解説者。1961 年東京生まれ。東北大学経済学部卒。東レ勤務を経て共同通信社に入社。新聞、テレビ、ネットニュースでは読めない情報と見解を発信するメールマガジン「田中宇の国際ニュース解説」を主宰。
著書に『タリバン』(光文社)、『非米同盟』(文藝春秋)、『世界がドルを捨てた日』(光文社)、『日本が「対米従属」を脱する日』(風雲舎)、『金融世界大戦』(朝日新聞出版)、『トランプ革命の始動──覇権の再編』、『感染爆発・新型コロナ危機──パンデミックから世界恐慌へ』(ともに花伝社)ほか多数。

「2020年 『コロナ時代の世界地図』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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