ブレイクスルー思考: 人生変革のための現状突破法 (PHP文庫 い 38-6)

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (391ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569578644

作品紹介・あらすじ

マイナス思考でもプラス思考でもない、人生に変革をもたらす「ブレイクスルー思考」とは?「すべてのものごとには意味と価値があり、表面的には失敗・挫折・不運のように見えることも、すべて自分の成長のために用意されている順調な試練である」と語る著者が、希望をもって日々を送るための発想法を説く。問題・提案・解答の三部構成を読み進めることで、人生の諸問題に新たな視野が開ける本。

感想・レビュー・書評

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  • プラス思考、マイナス思考とよく言います。
    普通に考えたらプラス思考がいいと思いますよね。
    でもプラス思考とは、「挫折をものともせずに這い上がり、不運に立ち向かいながら生きる」という事でもあるため、いつも120%のエネルギーを使い、マイナス思考に負けず劣らず疲れてしまうことになりかねない、とこの本には書かれています。

    それに対して、この本のタイトルになっている、ブレイクスルー思考とは・・・。
    マイナス思考、プラス思考を超えた考え方。
    『目の前にある壁そのものに価値を見出し、すべて「順調な試練」として受け止めることにより、その壁を自分の中に吸収しながら成長をはかり、一見閉じられているかのように見える状況を楽々と突破していくような発想法』

    これを踏まえて問題が出されてます。
    例えば・・・。

    【嫁と姑】
    私は、夫の母親と、どうしても相性が合わず、うまくいきません。
    どうすればいいでしょうか?

    この質問に対し、
    マイナス思考なら、
    私は本当に不運な嫁だ。もう、あんな姑とは、やっていけない。姑を選ぶことができないかぎりは、縁を切るしかない。

    プラス思考なら、
    あんな姑だったのは不運だが、がんばっていれば、いつか理解し合える日がくるかもしれない。もっとひどい姑の話もよく聞くし、あの程度なら、まだましな方だと考えるようにしよう。

    ブレイクスルー思考
    (さあ、どのように考えればブレイクスルーできるでしょうか?あなたなりに、解答をイメージしてみてください)

    と、こんな調子で人間関係、離婚、自殺、結婚相手など16の質問があります。

    後で解答のところを見ると・・・。

    『身近にいる人々と深くかかわり合って、その関係のなかから、多くのことを学ぶべきであるということ。逃げて孤立してはいけないということ。これは、どの研究者も共通して結論づけている大切な教えです。ただし、どうしても通じ合えない、笑顔のできない関係になってしまっているとすれば、しばらく距離を置いてみることも効果的です。(略)』

    こんな調子で一つ一つブレイクスルー思考の答えが後で書かれています。
    他にも書かれている事が共感できる事が多い本でした。

  • ブレイクスルー思考について知りたくて読書。

    人生に起こることには全て意味がある。
    人間は目に見えない大きな宇宙の法則、サムシンググレートによって動かされている。
    内なる声は、無意識化でつながっている。

    今時、珍しいかもしれないが、唯物論者や受け付けない人には1ミリも響かないと思われる。

    学生時代に影響を受けた著者の本。現在はどうしているのかと思ったら、福島大学を退職して独立して活動しているようだ。

    本書は、就職活動に入っていたためか未読だったので、15年を経てようやく3部作を読み終えることができた。

    本書のような考えかたを全面的に信じる必要はないが、信じられる部分だけでも信じると生きる意味、自分という存在について違った視点が生まれると思う。

    読書時間:約1時間20分
    (10月18日完読)

  • ビジネス書と思って買ってみたが、全然違った。
    が、読み進めるうちにだんだん面白く読めた。

    「ブレイクスルー思考」=現状打破を行う思考方法

    人生には、不幸や災難、また大いなる試練がある。
    そのときに人は、ネガティブになったり、ポジティブになったりの2極しかないと思われがちだが、そこでブレイクスルー思考に則っとると、その起こった事自体に意味があると。
    来るべくして来た試練なんだと、説かれてあった。
    この時感じたが、気持ちがすごく前向きになった気がした。

    辛い壁にぶち当たった時に読むと、試練に立ち向かう支えになってくれる本になってくれるだろう。

  •  何か困ったことに直面したときに、マイナス思考に陥ったりプラス思考で
    乗り切ろうとしたりしますが、この本では、マイナスもプラスも超越した
    「ブレイクスルー思考」という考え方を提案しています。
     人間を物質的存在という観点だけではなく、意識体としての側面に重点を置いた考え方です。
     この考え方を合理的に採用することによって、人生の「もや」が晴れることでしょう。
     後半は胸に迫るものがあり、心が洗われました。
     いい本です。

  • 人生で起こる全ての事柄は、自分が魂であるときにあらかじめ予定しておいたこと。
    困難なことに直面したとしたら、それはそんな困難なことを予め設定した自分はなんてチャレンジャーで、その困難を乗り越える価値のある人間なんだということ。

  • 2006年12月頃購入。簡単で面白い。Q&Aの繰り返しで考えながら読めるところがいいところ。

  • 出来事に本来プラスもマイナスも
    ない。ただ必要だからその出来事が
    起こるのだ。ブレイクスルー思考で
    生きると楽になりますね。

  • プラス思考でもマイナス思考でもない「ブレイクスルー思考」。ニュートラルな考え方ができなくなったときにオススメ。「生きがい」シリーズの続編なので、ベースは同じ内容です。

  • ポジティブシンキングには、少し疲れるときがある。ブレイクスルー思考をやってみよう。

  • あなたには、今はまだないものを創り出す力が備わっている。

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著者プロフィール

作家、スピリチュアル・カウンセラー、コンサルタント

「2015年 『愛に悩んだ時どう生きるか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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