- Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569579399
感想・レビュー・書評
-
まー当たり前のことを確認するものですね。
ただ、なるほどと思った事と参考になる事は多々あります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
社会人になる前に一度読み返したい本の一冊。
-
忙しい日々、普段ながされて仕事をしていると、どんどん仕事が溜まっていって、後手後手にまわってしまう。すぐやれば簡単にできることも、遅れると難しく、ややこしくなってしまう。自分もよく陥りがちだ。
有名な本らしいが、特別なことが書いてある訳ではない、
本書のメッセージは、すべて「すぐやること!」である。
はい、確かにその通りです。私は言い訳が多すぎます。
時々読んで、この基本を思い返すことが重要だと気づきました。
早速、職場の机の上を整理整頓して、新しく入ってくる書類を、その場で片付ける、もしくは片付け始めることにしてみました。
すごく気持ち良かった。
この調子でがんばってみようと思う今日この頃である。
2007年1月12日 読了。 -
管理職向け?
すぐやる -
とにかく「仕事を溜めずにすぐにやること」を主眼にしているので、押し寄せる仕事の山をさばくのにはいいのであろうが、さばいてできた時間の余裕の使い方についてはあまり記載がなく、これはまた別の本になるのであろうか。
内容はいいが、タイトルが悪い。帯にある「仕事に優先順位をつけるな。すぐにやれ!」の方が、内容をうまく言い表している。
【なるほどな点】
・成功するための心構えは、いつの時代でも変わらないものだ。(P5)
・仕事の「書類」について、大学では教えてくれない。(P19)
・管理職のビジネスマンのほとんどは、自分の仕事を管理する基本的トレーニングを受けていない。(P20)
・仕事の細部にまでじゅうぶん目を配らなくてはならない。細かい部分に焦点を絞る事で自分の行動を改善できるのだ。(P22)
・望ましい結果を確実に生むための唯一の手段は「すぐ」を座右の銘にして、それを実行することだ。(P30)
・「すぐやる」方式は、長く継続しなければ意味がない。(P34)
・優先順位をつけることが、仕事をすすめる上で、重要になる倍位もあるだろう。しかし、それは何かをしないことに対する絶好の言い訳になりかねない。(P42)
・やろうとしている仕事に集中する、つまり焦点を絞ることは、成功に不可欠な要素を一つ獲得することなのである。(P43)
・仕事の流れを思いどおりにするために、まず残務を片づける必要がある。(P47)
・「それができないのは、やらないから」(P54)
・決断を下すのに役立つ手立てとして、一枚の紙を半分に折り、2つの欄を作り、片方の欄にはその決断を下す理由を全て書き出し、もう片方の欄には反対の理由を書き出し、リストを比べることで、自分の進むべき方向をはっきりさせる方法がある。(P56)
・望ましい速さで行動できないのは、その業務が極端に難しいからではなく、可能なときには必ず先延ばしをするのが習慣になっているからである。(P58)
・「相手がわれわれに期待している品質とは、どの程度のものだろうか?」を問う。(P60)
・何かを毎日やって30日続ければ、習慣になるという。(P60)
・ほとんどの人は、自分たちの持っているものすべてを、いずれ使えるものだと考えている。(P67)
・もしあなたが効率良く働きたいのなら、いつでも使えるように、物を整理すること。(P69)
・「物の置き場所を作ること」「デスクには現在手を付けているものしか置かないこと」「できのいい予定表のシステムを利用して、自分が本当にやるつもりになった時に、何をすべきか思い出せるようにすること」(P70)
・必要な道具をすべてそろえ、全部をすぐに使える状態にすること。(P74)
・使用中でないファイルはすべて片づける。(P87)
・ファイルにする目的は、「もう一度見つけられるようにすること」(P93)
・少なくとも3つのトレーを手に入れて、「未処理」「保留」「処理済み」と名前をつける。(P110)
・情報管理のより良い手立ては、情報が届く前に選別してしまうこと。(P117)
・メール作成するときは、「件名をはっきり書く」「本文の最初に、趣旨を簡記する」「メール1通につき、話題をひとつに限定する」(P131)
・ただ書類を分類するだけではなく、一つ一つ、手にとった時に、必ず返事をして、発送して、読み、ファイルする。(P133)
・計画という手順を踏む目的は、何をする必要があるかについて、明確なアイデアを得ること、つまり頭のなかにはっきりしたイメージを描くことだ。(P151)
・時間の管理は、時間を最大限に利用する技術と言ってもいい。(P155)
・習慣計画をたてるときには、「使用中ファイル」にあるそれぞれのプロジェクト遂行計画を見なおして、翌週行う業務を選ぶ。(P164)
・戦略はゴールを目指して築かれる。最終目標(ゴール)を設定せずして、それにふさわしい戦略を考えることはできない。(P170)
・人生で一番重要なことを実行するつもりなら、自分の時間を手際よく管理しなければならない。それには、自分が何よりも価値を置くものを見定める、生きる上で拠り所にしたい心情を決める、自分の人生における使命とは何かを突き止める。(P178)
・ちょっとした業務を一冊のノートにまとめておけば、細かい書類で自分のデスクを散らかすこともない。業務日誌をつけることが、だれでも抱えているこまごまとして仕事を思い出すのに役立つ。やることを急に思い出し、書き留めておきたいときに使うものだ。(P193)
・「仕事の手順を改良するための業務」を予定事項のリストに入れる。(P218)
・仕事にし熟練し、技術を磨くだけではじゅうぶんとはいえない。仕事を系統だてて整理する法則を理解し、その法則を自分の職務に応用する必要がある。(P230)
・仕事の終わりの段階には、「使ったものを元の場所に戻す」「触れたものすべての状態を前より良くする」作業を入れるべき。(P260)
・時間が問題なのではない。問題は、整理というものを「仕事のサイクル」に組み込むことだ。(P262)
・仕事上の日課のうち、整備というものが、最も基本的で実用的なものだとわかれば、将来に備えたシステムを滞りなく操作できる。(P274)
・めったに使わないものの整備に時間を費やしていることがわかったら、それが本当にやる価値のあることかどうか、真剣に考えてみる。(P276)
・仕事をしながら整理をする。仕事の手順の一環として整備をすれば、最初から最後まで同時進行でできる。良い習慣を身につけよう。(P276)
【参考図書】
・「時間の力」(チャールズ・R・ホップズ) -
2度読んだ。能率向上プログラム。すぐにやる、を合言葉。仕事のやり方、自分のやっていること、大切にしていることとほぼ一致。自分の仕事の速さの理由が客観的に分かる。
-
ビジネス・テクノロジー協会(IBT)が世界中で指導している「能率向上プログラム」(PEP)について紹介した本の文庫版。
GTDに似ているかなと予想していたが、少し違った。個人的にはGTDを実践しているとついついタスクをシステムに放り込むばかりでなかなか実行できず、ToDoリストばかり伸びていくという困った状況になりがちなのだが、このPEPでは「すぐやる」ことに主眼が置かれている。GTDでいうところの「2分ルール」に近いが、PEPでは時間のことはそれほど考えない。優先度が低いタスクでもとにかく「すぐやる」べきだ、という。
自分にとっては少なくとも2つの効果がすぐに現れた:(1)優先度が低いために長いこと手を付けずに溜まっていた、ストレス源となるタスクを片付けることができて心理的にすっきりした、(2)その結果、毎日のタスクもなるべく先延ばしせずにその日のうちに片付けようというモチベーションが高まった。 -
オフィスで働く人を対象に、仕事を効率的に行うためのノウハウを書いた本。
きわめて実践的で、よくある仕事術の本10冊分以上の内容の濃さ。
書類やメールは、「初めて触れたり読んだりしたりするときに、取りかかること」からはじまって、「デスクの上をすべて片づける」といったふうに、業務効率化のルールを、例をあげながら説明。
著者の自慢話とか、余計な話はナシで、具体論に徹底しているところがいい。 -
「すぐやる」これに尽きる。今までの自分のやり方と真逆に近い。to-do-listが長くならないので、精神的負担が軽くなる。メールは読んだその場で処理。二度読みしないですむように完全に処理しきってしまう。なるほどの連続。これまでに呼んだノウハウ本の中で No.1 です。