- Amazon.co.jp ・本 (118ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569585192
感想・レビュー・書評
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学校では口を聞かない女の子、るいの前に現れた転校生の長谷くん。二人を中心に流れて行きますが、何とも不思議な話でした。これも、おとな向けの本なのかもしれないですね。
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小学館文学賞、産経児童出版文化賞、国際アンデルセン賞オナーリストノミネート。
「主人公るいのクラスに転校してきた谷川くんは、おしゃべりで明るくて、すぐにクラスの人気者になります。両親は学者で世界中を旅しているらしく、谷川くんはいろんな国の話をしてくれます。
一方、るいは小学校に入ってからずっと、クラスのだれとも口がきけない女の子。家族の前では話せるのに、学校ではだめ。そんなるいに、谷川くんはやさしく声をかけてくれます。「ぼくとは話せよ。」
でも、谷川くんは、けっしてだれにも、どこに住んでいるかを教えません。ある日、谷川くんの本当の境遇がわかったときに、るいは・・?
それぞれに悩みを抱えた子どもたちの出会いと別れを丁寧に描いた物語。」
(『大人のための児童文学講座』ひこ・田中著 より)
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ちょっといろんなことが消化しきれてないかなあと思って辛めの評価。
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クラスではほとんど口を聞く事のない女の子のるいに、転校生の谷川くんは大して気にする事もなく「俺とは話せよ」と声をかける。
その言葉に引き寄せられるようにるいは家に帰っても 谷川くんの事を考えてしまう…
一見するとクラスでの二人は対照的(口をきかないるいとは反対に谷川くんは外国にいた時の話、お父さんが暮らすはるか遠い国のことをクラスメイトに話して聞かせる)だが、だんだんと互いの中に共通点がある事を感じ始める。
やがてるいは谷川くんの暮らしを知ることに… -
少し前に読了。最近読むことの多い岩瀬さん。
読んでいて、「もうちょっとだけ子どもでいよう」の新くんを思い出した。るいと谷川くんとか、咲と新くんみたいな距離感が、岩瀬さんの気になるところなのだろうな、と思う。谷川くんの置かれた状況は、一見新くんよりシビアに思えるのだけど、でも谷川くんの妙な悲壮感のなさとか、なんで谷川くんはるいを気にかけたのか、とかを思うと、咲と新くんの関係性よりはシビアさが抜けている気がしなくもない。それが対象年齢に関係する配慮だったりしたら、ちょっと嫌だな。
90年代の岩瀬さんの作品は、ちょっと気になる。 -
やるせない
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しゃべらない宇宙好きの女の子と
色々事情がある男の子の話
うーん
なんとも言えない‥
岩瀬さんてあんまり意味分かんない話ばっかりだな~
わたしがわかんないだけかな -
低学年、中学年向け