宮脇檀の「いい家」の本: もっと家について考えてみませんか?

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569601700

感想・レビュー・書評

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  • 今、設計していることに沿っていることが多く、なぜ、ワンルーム的な

    部屋がよいと思っているかというなぜの部分が少し明確になってきた。

    ・リビングの必要性 なんとなく作るのではなく、生活イメージをもって作る。

    ・書斎は不要

     理由1)本をじっくり読まない

     理由2)一人でいることができない

     結論:オープンな場所に少しコーナーがあればよい

    ・子ども部屋は不要

     親が勉強しているかを監視するための部屋。日本では子を従属的なものと考えている。個室では、家庭が断絶される。どこにいても気配が感じられる空間がよい。

     アメリカ)個が独立。部屋に鍵。

     欧州)子どもを支配下

    日本は、その中間で中途半端。

    ・家事は楽しい

     オープンキッチンなど主婦以外の男性、子が家事をする楽しさの記述

    ・家は宝島

  • 建築家、宮脇檀の18番。
    何度読み返しても、面白おかしく読めてしまう。
    住まう事、生活する事…生きる事の天才。

  • 建築に関心が無い人でも読める。こんな人になりたいものだ。

  • 宮脇 檀 / PHPエディターズグループ (1998/06)

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著者プロフィール

1936-1998。建築家・エッセイスト。モダニズムのデザインに風土性・生活感を重視した住宅設計を追求した。第31回日本建築学会賞作品賞受賞。

「2013年 『日曜日の住居学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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