あの世の科学・この世の科学: 宇宙は意識が作ったのか (PHPビジネスライブラリー)

  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569603957

感想・レビュー・書評

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  • 量子力学の観測効果について、CDやAIBOの開発者として有名な天外伺朗氏と物理学者の桜井邦朋氏が対談したもの。

    それが、どうしてこんな怪しげなタイトルになったのか?

    どうもこの怪しいタイトルは「フラクタル」の概念が、実は仏教や東洋哲学の「あの世」「この世」の概念にそっくりだということから来ているらしい。

    東洋哲学でいう「この世」とは、意識を持った人間の観測によって波動関数が収縮した状態で、波動関数が収縮しない状態を「あの世」と呼んでいるのではないか。

    ならば、人間は誰しもそことつながっていて不思議ではないし、そことつながる経験(いわゆる神秘体験)をした人がいても不思議ではないということらしい。

    なんだか腑に落ちたような、落ちないような気持ちがする本だ。

  • 宇宙は意識が作ったのか?

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著者プロフィール

工学博士(東北大学)、名誉博士(エジンバラ大学)。1964年、東京工業大学電子工学科卒業後、42年間ソニーに勤務。上席常務を経て、ソニー・インテリジェンス・ダイナミクス 研究所(株)所長兼社長などを歴任。現在、「ホロトロピック・ネットワーク」を主宰、医療改革や教育改革に携わり、瞑想や断食を指導。また「天外塾」という企業経営者のためのセミナーを開いている。さらに2014年より「社員の幸せ、働きがい、社会貢献を大切にする企業」を発掘し、表彰するための「ホワイト企業大賞」も主宰している。著書に『「ティール時代」の子育ての秘密』『「人類の目覚め」へのガイドブック』『実存的変容』『ザ・メンタルモデル』(由佐美加子・共著)『自然経営』(武井浩三・共著)『幸福学×経営学』(小森谷浩志・前野隆司・共著)『人間性尊重型 大家族主義経営』(西泰宏・共著)『無分別智医療の時代へ』『「自己否定感」』『「融和力」』(いずれも小社刊)など多数。2021年の夏、これからの生き方や在り方、暮らし方をみんなで学ぶオンラインサロン「salon de TENGE」をスタートした。

「2022年 『「正義と悪」という幻想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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