- Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569611556
感想・レビュー・書評
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「ジャック・ウェルチ」の成功哲学を明らかにした「スチュアート・クレイナー」の作品『ウェルチ勝者の哲学―創造的に破壊せよ』を読みました。
「ジャック・ウェルチ」に関する作品は一昨年の7月に読んだ『わが経営』以来ですね。
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GE会長就任後、事業再編と徹底した経営の合理化を進め、米国経済の復活を先導して“奇跡の経営者”といわれた成功哲学を明らかにする!
巨大企業ゼネラル・エレクトリック社の経営革命を先導し、数年間で急成長させ、世界的企業を創り上げた伝説のCEOの秘密が明らかになる。
「ウェルチ」について書かれた本はすでに何冊かあるが、本書ではより実践的に「ウェルチ」が成功した法則を10取り上げることにより、実際の経営、マネジメントに生かせるように紹介したものである。
例えば、◎社員が失敗した時こそ、賞を出して褒めろ◎カリスマ的リーダーはいらない、コミュニケーションリーダーが必要だ◎衝突のない会議は会議ではない◎GEは世界最大の街角雑貨店◎人員整理より仕事の整理をしろ◎崇高なる脅迫観念を持て◎すべての従業員を経営というゲームに参加させることが重要だ等々。
また、本書中には「ジャック・ウェルチ」が実際に発した言葉が綴られ、その至言は組織におけるあらゆる面において参考になるに違いない。
本書が組織活性化に大いに参考となるだろう。
ビジネスマン、経営者は必読の一冊である。
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久しぶりのビジネス書… たまには自己啓発です。
■まえがき
■ジャック・ウェルチの半生とその時代
■法則1 人材に投資せよ
■法則2 市場を支配せよ―それがダメなら撤退だ
■法則3 立ち止まるなかれ
■法則4 サービスを忘れるな
■法則5 過去を忘れ、未来を愛せ
■法則6 学習し、リードせよ
■法則7 はったりは言うな
■法則8 官僚主義をぶちのめせ
■法則9 粘り強くあれ
■法則10 街角の商店を営むように経営せよ
■ジャック・ウェルチの経営はいつまで有効か?
■ジャック・ウェルチの流儀に学ぶ
目次の『法則1 人材に投資せよ』から『法則10 街角の商店を営むように経営せよ』のタイトルが、そのまま「ジャック・ウェルチ」の経営スタイルを表していると思いましたね… そして、彼の流儀は、
①自らの職務内容を誰にもわかるように表現し……それを全ての人に伝えよ
②革命を起こせ、小細工はするな
③常に変革せよ
④前向きに思考せよ
⑤一流の人物を腹心に持て
⑥学べ、常に
⑦おい、簡単明瞭(シンプル)にやってくれ
⑧従業員への心配りを忘れるな
⑨後継者問題をなおざりにするな
⑩失敗せよ
に収斂されるようです… 頭では理解できたような気持ちになりましたが、実践が難しいんですよね、やっぱり。
意識すること、そして、できることから、ちょっとずつ取り組むことが大切かな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
経営学部なのでこーゆーのも読んでみる。
期間が開きすぎて忘れました。
自己満足が諸悪の根源であり、停滞は死を意味する。常に改革をし続け前へ前へ進む人。そーゆー人がトップになるのでしょう。そして人間力がやっぱり大事なんだと再認識。
で、上に立つ人って精神力が半端じゃないよね。並大抵のストレスじゃやっていけないから。そういうタフネスも必要になってくるんだなーと思いました。
僕には縁のない話ですからね