良い財政赤字 悪い財政赤字

  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569614182

感想・レビュー・書評

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  • もっと早く読んでおいたらよかった

  • 設備投資を伴う借金は良い借金(財政赤字)、設備投資を伴わない借金は悪い借金(財政赤字)設備投資を積極的に促す財政政策には大賛成ですね。 

  • リチャード・クーの良い増税の説明は解りやすかった。
    でも、多くの人に理解されるかというと難しい話かも。
    世代間の話も理屈は分かったけれど難しすぎて人に
    説明して納得させるレベル達成には、
    あと何冊ぐらい彼の本を読めばよいのやら....

  • リチャード・クーさんの本。

    結構分厚いですがなかなか読みやすくいろいろと興味を持てる一冊です。

    「常識」として通っていることに疑問を持ち、それは間違っているということを論理的に書かれていて新しい考えに気付かされました。

    クーさんの作品をもっと読んでみたいと思います。

  • 財政赤字は支出を増やすべきである。ペイオフは実施すべきでない。台湾の動向がアジア平和の鍵になる。
    01年の刊行。次々と明確な主張を続ける。これに反論するにはきちんとした知識が要るだろう。興味深く読めた。最後の章で国際経済から読者へのミクロ世界へ落とすためか、妙に話題がせこくなる。なぜ何十行も費やし、銀行員の給与の話を論じるのか。この一章が無ければ、竜頭蛇尾を感じなかったのに。じっくり読んで損はないかも。ぼくは速読してしまった。

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著者プロフィール

リチャード・クー
野村総合研究所 主席研究員、チーフエコノミスト
1954年、神戸市生まれ。76年カリフォルニア大学バークレー校卒業。ピアノ・メーカーに勤務した後、ジョンズ・ホプキンス大学大学院で経済学を専攻し、FRBのドクター・フェローを経て、博士課程修了。81年、米国の中央銀行であるニューヨーク連邦準備銀行に入行。国際調査部、外国局などでエコノミストとして活躍し、84年、野村総合研究所に入社。現在、同研究所研究創発センター主席研究員。


「2019年 『「追われる国」の経済学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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