方言は絶滅するのか: 自分のことばを失った日本人 (PHP新書 179)

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569618968

感想・レビュー・書評

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  • タイトルほど大げさなことはあまり書かれていない。方言や語用論など社会言語学的なことを卒論とかでやろうとする人には、テーマのヒントになりそうな調査や考察が色々書かれているので面白いかも。個人的には日本の殖民地時代に日本語教育が行われたミクロネシアの島々の話と、著者の標準語についての考え方、方言研究の主潮(50s記述→60s地理→70s社会→80s計量→90s意識→心理、pp.155-6)の部分が特に興味深い。データが豊富に紹介されている点は面白いが、もう少しそれらのデータを包括するような解説が多くても良いような気がする。(07/05/22)

著者プロフィール

大阪大学大学院文学研究科教授

「2001年 『関西・ことばの動態』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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