上達の法則 効率のよい努力を科学する (PHP新書)

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569621982

感想・レビュー・書評

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  • 物事をあるレベルまで到達させた者を上級者と我々は呼ぶ。あるレベルに到達できない、又は他人と比べ上達が遅いといった中級者や初心者と上級者は一体何が違い、何が足りないのか。を書いた本。以外と読みやすい。

  • 上達したい。

  • 「とりあえず自分の好きなものを作るのが初期の上達のコツ」

  • 週に一回と二回学習するのでは雲泥の差。
    二回と三回ではさほど変わらない。
    さらに上達しようお思うと、週に五回。

    ノートをとる。
    自分ならこのようにする。
    相手はなぜこのようにしたのだろう?
    を考える。

  • 前々から、好きであるってことは強いと感じていたが、この本ではそれが論理的に説明されていて腑に落ちた。

    では、好きなものが無く、力を注ぐ受け皿がない人の取っ掛りになるかといえば、そういう本ではない。

    「どうやったら好きになれるか?」なんてことは本が教えてくれるもんじゃあないよなあ。

  • ☆☆$$予想外に論理的かつ読みやすい文体だった。$$全てコード化(言語化)することが重要らしい。$$後は狭く深く$$反復、評論、感情移入$$ノート(反復)、概論書、理論書

  • めちゃくちゃいい本だと思うんだ。☆の少ないレビューがあって驚いている。

    具体性に欠けるという指摘があるが、それはこの本に求めすぎ。
    雑多な事柄に共通してあげられる上達のポイントや、上達にまつわることを書いているのだから具体的にならない。
    けれど、練習の仕方や考え方に大いに影響を与え、考える材料は十分提供している。

    この本の内容とは一生付き合っていくことになるだろうと思っている。

  • 記憶の仕組みから、中級者から上級者へレベルアップするための方法を説明している。わかりやすく、納得感ある内容である。

    上達するためには、ある物事を行うための知識や行動を体系的かつ効率的に記憶することが重要である。また、体系的に記憶した情報に対して、自信の感情、考え方をオーバーラップさせることで、中級者とは違う捉え方を構築する。
    これにより自身の、物事に対する一貫性を高め、独自の方法を習得する。

    何かをはじめるときには参考にしたい考え方である。

  • 【内容】
    何事にも上級者と中級者では様々な差がある.この差を心理学に基づき,理論的に解明.

    【感想】
    目次がわかりやすいので,つまみ読みできた.

    「効率の良い努力」が科学された印象は受けなかった.
    「上達したい人」が読んでも学ぶことは多くないかも.
    それでも読んで,大切かなと感じたことをまとめる.

    初心者→中級者
    ・入門書,まず始めてみる,楽しめ,学習頻度は週2回から

    中級者→上級者
    ・概論書,理論書を読む
    ・学んだことはすぐにノートを取る
    ・1つのこと(将棋なら穴熊戦法なら誰にも負けない,など)集中してやる
    ・対象を変えて繰り返す
    ・上級者の物まねをする(英語の発表を真似るなど)

  • 物事が上達することについて学術的な観点から説明された本です。
    「これを読めば何かが上達する」という内容ではありません。

    ただし著書の内容から何かを上達させるにはどうしたら良いのか、上達するとはどういう状態であるのかそのメカニズムが分かると思います。
    そこから上達へはどうしたら良いのかが分かってくると思います。

    用語がとっつきにくいため、関連するより易しい本で概要を理解してから本書を読まれることをおすすめします。

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著者プロフィール

岡本浩一(おかもと・こういち)
大阪府出身。東京大学文学部社会心理学専修課程卒業。同大大学院社会学研究科で社会学修士、社会学博士。同大文学部助手を経て、1989年より東洋英和女学院大学人文学部助教授。1997年より人間科学部教授。NLPをロバート・ディルツに師事し、NLPトレーナー。日本心理学会、日本社会心理学会、日本実験社会心理学会、日本行動計量学会、日本催眠医学心理学会、日本リスク研究学会などに所属。茶道を修め、裏千家淡交会巡回講師を兼任。リスク認知心理学を専門とし、原子力安全委員会専門委員、内閣府原子力委員会専門委員など歴任。国の科学技術研究領域の創始メンバーのひとり。著書に『会議を制する心理学』(単著)、『組織の社会技術1 組織健全化のための社会心理学:違反・自己・不祥事を防ぐ社会技術』(共著)、『グローバリゼーションとリスク社会〔東洋英和女学院大学社会科学研究叢書1〕』『新時代のやさしいトラウマ治療〔東洋英和女学院大学社会科学研究叢書4〕』『パワハラ・トラウマに対する短期心理療法〔東洋英和女学院大学社会科学研究叢書7〕』(共編)など。

「2023年 『自分を整えるブリーフサイコセラピー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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