- Amazon.co.jp ・本 (363ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569622576
作品紹介・あらすじ
本書は、企業の中堅幹部社員、金融機関の融資担当者、アナリストなどの専門家、さらには、広く経営分析に興味をもたれている方々に向けて、「経営分析の考えかた」を伝えるものである。
感想・レビュー・書評
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分かりやすくて、面白い。
試験勉強で経営分析の手法を覚えたけど、それをどうやって活かすか、どれと組み合わせるかなどを説明してくれます。
読んで勉強になっただけではいけなくて、これから決算書を見るときに手元に置いて、実際に触ってみないと身に付かない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
初級以上中級未満の会計知識は必要だが、経営分析の本の中でも分かりやすくて面白い。損益計算書と貸借対照表から、それが何を示していてどう読み解けばよいのか丁寧に解説されている。特にPLと異なりBS系指標は概念が捉えづらいものが多いので感覚を掴めるよう配慮されている。
本書は数読して終わりというより、手元に置いて必要なときに牽引して使いたい本だ。 -
並一通りの財務諸表の読み方の解説などではなく、財務諸表の組換えや分解も行って、粉飾決算をいかに見抜くかなど、実際に使える分析ということにこだわったきわめて実践的な経営分析の本。
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分厚くて後回しにしていたけれど、評価多いし、著者の語り口がとてもわかりやすく、サクサク読めます。
財務分析を勉強中なので、大変ためになります。 -
中盤まで製造業(中小企業)の財務諸表を中心に語られているため、読者が違う業種を想定しているのであれば、読者自信での読み替えが必要である。
後半は、資金運用表やキャッシュフロー計算書について述べられているが、表面的・基礎的な内容で終わっているため、非常に物足りなさを感じた。
キャッシュフロー計算書に、スーパー資金運用表と長期資金運用表を加えて財務状況を把握することが課題として残った。
スーパー資金運用表などについては読み直したい。 -
難しく理屈ばかりの解説になりそうな経営分析ですが作者のウィットな語り口のため飽きずに読み進めることができます。内容も会計士の方だけあって粉飾や経理操作の点に突っ込んでおりその点でも飽きさせません。
内容はある程度会計の基礎知識が会った方が理解はしやすい内容かと思います。 -
読んでいる途中です。
<あし> -
他の人の書評を見ていて、なんとなく読みたくなりました。
このあたり最近多少勉強したこともあって、時々論理が追えなくなることもありましたが、それなりに楽しく読み通すことができました。筆者の実践知識と熱意とウィットがうまく出ていて、この手の本では良い本ではないでしょうか。 -
私は財務分析がもともと得意ではない。財務諸表の作りかたという趣旨ではなく、投資をする際に企業の健全性をチェックするという立場で分かりやすい本を探しているのであればこの本がオススメだ。もと都銀マンで会計士をしている著者が口語調で具体例も豊富に解説してくれているから、すっと頭に入って来る内容だ。
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「経営分析の考えかた」をユニークに書記している。<BR>節毎の言葉も魅力。