話し方のプロの話す技術: ビジネス・就職・プレゼンで差をつける自己表現スキル

著者 : 大嶋利佳

• PHP研究所 (2002年10月1日発売)

感想・レビュー・書評

[があさんの感想 · 2007年2月15日]

　図書館で冒頭の｢なぜ日本では｢話し上手｣が評価されないのか｣という点について書かれており興味を持って借りてみた。<br><br>
　正直なところ読み終えての感想は、基礎的な技術に終始したかなといった感じ。これから就職活動をします、といったビジネスにおいての話し方の基礎を学んだことがないという学生には良いけど、もう一歩踏み込んで欲しいなぁという所には届かなかった。<br>
　ただ、普段から話し方で気になっている点……｢あのー｣｢えーと｣といった言い淀みであったり、プレゼンの導入部の入り方であったり、自分の欠点を再確認する意味では効果あり。購入してまでというお薦めではないが読んでも損した感はなかった。

著者プロフィール

1984年に大学卒業後、一般企業、日本語学校教員、ビジネス専門学校教員を経て、1997年、社員研修業で独立起業。ビジネスコミュニケーション全般の研修を手掛ける。執筆業としても活動し、書籍、雑誌記事等の執筆監修多数。
著書は『なぜあの女(ひと)の話し方は強くて美しいのか』など40冊を超える。産業能率大学「敬語マラソン」、日本監督士協会「上手な言葉遣い・上手な敬語」など通信教育教材の執筆監修も手掛ける。

「2019年 『即効！成果が上がる　話し方の技術』 で使われていた紹介文から引用しています。」