- Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569638591
作品紹介・あらすじ
商品力がなくても営業力で差別化できる。営業マネージャーに問われる「ビジョンを伝える力」。方法がわからないときの方法論がある。いかに「勝ちパターン」を作り出すか。「日本を代表する人材輩出企業」で学んだ法人営業マネジメントを論理化・体系化。
感想・レビュー・書評
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「営業マネジメント」について大変参考になった。
リクルートの強さの真髄も(一部)知ることができた。
<特に参考になった点>
・強い営業組織は「方法が分からないときの方法」を心得ている
・「自分が使っている方法論」を自覚する
・”会心の営業”の成功体験の発表の場を設ける
・スタッフを含めた全社の部長以上に数値目標を与え、査定に加える
→ここまでやってる会社は一部
・採用は「目の輝き」で決める
・営業の「練習メニュー」を持つ ~ロープレ、同行、メンター制度
・「ご挨拶かたがた~」のフレーズで「ゲートキーパー」突破率は変わる
<リクルートの仕組み>
★大手企業で半年間(2Q)受注が無いと担当入れ替え
☆採用基準は「自分よりも優秀な人間」
・キックオフで思い切り騒ぐ
・ハイアップ目標を設定し、手抜きを防ぐ
・GIBという報奨金(実質ボーナスは年4回?)、団体戦で競う、旅行へ
・言いだしっぺが推進~”責任を恐れて何もしないのは失敗よりも重罪”
・PC責任者に「優秀経営者賞」の表彰あり
・3ヶ月ごとに人事異動、スピード重視詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ブックオフで安く売ってたので購入。この人の別の本をずっと昔に読んで勉強になったので、振り返りを込めて改めて読んでみた。
営業の雰囲気自体はオラオラ系なのだが、営業のやり方、戦略、マネジメントはロジカルなところが面白い。
リクルートがどんな会社か?も肌で感じられる。 -
会社の同期に薦められて読みました。
その同期は現在リクルート勤務。ってな関係もありつつ。
こういう本を読むと考えてしまうのは、やはり自分の所属している組織との比較。
これはいい考え方だなとか、これはうちの会社には根付かないかなとか、
どこがうちと違うんだろうとか、何でうまくいくんだろう、いかないんだろう、とか。
以前から、うちの会社が進んでいる方向性が正しいのか、疑問に思ったりしたけど、この本読んでやっぱなんだかなぁって気持ちです。
やっぱ数字でしょ!っていうと誤解を招きそうですが。
「不平不満は解決策とセットでないとまずい。」
まったく持ってそのとおりだなって思いました。
でも意外と、不平不満でとまる人も多いかなってふと思ったり。
解決策を考えてぶつけ合えれば、必ずよくなると思うんだけどね。
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あと、リクルートの人ってリクルート大好きだなってホント思います。
そこに強さがあるんだろうなー。
人がいきいき、組織いきいき。そりゃ強いし、のびます。
本でも部分触れられてますが、そんないい部分だけじゃないのも事実でしょうが、
いいところから学ぶことって多いし、大切だよね。
軽い本なので時間があればさくっと読めると思われます。ぜひ。