「仕事を面白くしたい」ときに読む本: みんながぶつかる“見えない壁”の乗り越え方
- PHP研究所 (2005年1月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569641195
感想・レビュー・書評
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大変分かりやすく、奮い立たせてくれます。
読了後に感じる自己啓発された感が大変心地よいです。
その心地よさから、ちょっと頑張ってみようって、英会話を始めてみたり、それくらいには効果のある本でした。
楽しいことをすればええ!って、本当そう!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【ソーシャルライブラリーから引っ越し中】
他の人の評価はあまり良くないようですが、自分としては面白かった。組織の方針だから…とか言ってしまうが、自分がこうしたいから(組織の方針通りなら組織の方針に自分が従いたいから)と言えるようなビジネスマンになりたい。相手の「こうしたい」に合わせるのは難しいので、「自己愛」を満たすことを心がければよい、というのも納得。 -
仕事を面白くするために乗り越える壁を8つ挙げている。
難しい言葉を使わず、具体例も多いためわかりやすかった。
特に3.の時間の壁についての説明がよかった。
時間管理法については色んな書籍でも論じられているが
考え方の整理法と合わせた記載はなかなかないのではないか。
1.不満の壁
不満はあくまで自分を望む方向に引っ張っていく原動力
2.平凡の壁
”他人と違った人”になろうと思ったとき、一番重要なものは、こんな”こだわり”があるかどうか
・平凡の壁は見えにくい
1.自分が体験していないことなんて、まったく見えない
→自己分析と自分の意思は一致するとは限らない
分析は過去(成り行きも含む)、意思は未来
2.長所と短所の基準なんて見えない
→見方によっては長所にも短所にもなりうる
3.”平凡”と”非平凡”の間に境界線などない
3.時間の壁
「こういうことをやるための時間」と、最初から”目的”を念頭に置いた時間作りを考える
→24時間の中で一生懸命やりくりをしようとするから、
”時間管理”ならぬ”時間に管理される”ことに終始する
逆算思考:”私はこうしたい”→なら何をするか?→どのようにすれば出来るか?
自分のしたいことのマインドマップ作成
・「自分が今やっていること」を整理する
・「今やっていること」が「自分のこうしたい」につながるようなストーリーを見つける
1.いまやっていることを書き出す
2.1.を「これからも続けたいこと」、と「もうやりたくないこと」に分ける
3.2.の続けたいことをやるために、どうしても避けられない「やりたくないこと」を「続けたいこと」の後ろに並べる
4.「やりたいこと」をグルーピングする(KJ法)
5.「続けたいこと」に分けたヤマの延長線上で実現できる「やりたいこと」を隣に配置する
A:いつか自分の夢として実現したいこと
B:今やっていることの延長で、実現させたい目標
C:目標を実現させるために、さしあたって、今専念すべきこと
D:やりたくないし、やらないで済むようにしたいこと
Dを排除し、Cを頑張ってBを実現させる。そしてAに近づく
Dの削減法:抹消する、利用する、作り変える
4.言葉の壁
・言葉で相手に情報を示す:アピール
・相手に行動を決めてもらう:ネゴシエーション
・その行動による結果を認め合った関係を作る:パートナーシップ
「誰に、何を伝えたいのか」を明確にする
自分がこうしたい、と発した言葉と言動を一致させる(難しいけど)
5.心理の壁
ギブ&ギブの精神で:ドラクエの僧侶
6.勇気の壁
「WHY SO」「SO WHAT」(なぜそうなのか、だから何なのか)
→なぜそれをやるのか、やったらどうなるのか
出来るとすればどうしてか、どうすればできるか
7.機会の壁
どんなことでもチャンスだと受け止め、行動に移す
→待っていても機会は来ない
8.常識の壁
思い込みが作った自分自身の限界 -
「見えない壁」を壊して仕事を面白くしていきましょう、という自己啓発本。
がむしゃらに働いて成功しようぜ、って言ってるんじゃなく、面白く楽しく働いて結果として成功していた、っていう話が救われる -
当たり前といえば当たり前のことが書かれている。第1章は期待させるものがあったが、だんだんどうでもいい内容になっていったのが残念。面白いと思うことがあったら動き始めるべし、という本当に当たり前の結論であった・・・。
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(大阪市立中央図書館)