珠玉の日本語・辞世の句 コレクター北原が厳選した「言葉のチカラ」
- PHP研究所 (2005年10月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (165ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569646251
感想・レビュー・書評
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有名所からマイナーな人までの辞世の句を紹介、解説してくれている本。
目次で数えた所、55人分の名前があった。
一句につき約見開き1ページで紹介されている。句を読んだ人自身の紹介もしてくれているので、知らない人物についても感情を入れて読んで行くことが出来た。
内容は易しく、人物にも句にも非常に分かりやすい解説がついている。なので古典の耳慣れない単語が連なっていても、どういう意味か分からないという事態にはならなかった。
ただ欠点として、作者のコメントが上から目線で非常に説教臭いというのがある。
解説の終わりや章の合間に作者の一言コメント等が挟まれるのだが、それがどうにも鼻について句と解説を読み終えた際の余韻が台無しに。
作者があのなんでも鑑定団の鑑定士なので、好意的に受け取れる人は受け取れるのだろうと思う。自分も鑑定団を見ているし作者のことも知っていたのだが、このコメントは受け付けなかった。正直無理にコメントを挟まず、解説に徹底してくれていればと感じた。
後は値段の割に内容量が少ないという点も。
しかし本当に分かりやすく読みやすいので、辞世の句について知りたい人にはおすすめ出来る。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
辞世の句を紹介してくれるのは良いが、各句の解説文というかコメントパートがイマイチだった。
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毎年正月に、自分も辞世を認めることにしよう。いつ死んでも良いように悔いなく生きるために。
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楽しむには、しっかり勉強する必要がある。勉強は自分に対する最大で、絶対に損をすることのない投資だ。
「運がいい人」というのは、プラス思考で、好奇心を持ち、感動することと感謝することを忘れず、素直に聞く耳を持って、人をほめる人のことだ。 -
北原照久氏の講演を聞きに行って、買った本。
サインをもらった。