図解なぜか、「仕事がうまくいく人」の習慣: 世界中のビジネスマンが学んだ成功の法則

  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (95ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569649146

感想・レビュー・書評

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  • 図解なのでよりわかりやすく書かれています。
    特に、「嫌な仕事から手を付ける」ことで、開放感が生まれて、その後の仕事が気持ちよくできるというのは、確かにそうでしょう。とはいえ、その仕事が手間暇かかるものであれば事はそれほど単純ではありません。その仕事に時間をとられその日は何一つできなかったなんてことにもなりかねません。要は、他の仕事との兼ね合いが大事です。短時間でできる仕事が多くあるならまずそれを終えて、本命に取り掛かる方が効率的です。こうしたテクニック本は、インパクトをもたせるため簡略化しすぎるので要注意ですね。

  • ケリー・グリーソンさんの本を読み、実践中の時に目に付いた本だと思われる。タイムマネジメント、整理術などを体系的にまとめた図解本。

  • 働き始めてまだ2年目くらいだったときに、読んでかなり刺激を受けた本。
    今読んでみると、すぐやることだとか書類を整理することは今となっては当たり前のことだが、当時はなかなかできなかった自分がいたことを思い出す。
    また、この本で学んだことが知らず知らずのうちに自分の意識に根付いていることに気づき、驚いた。
    かといって、まだまだ実践できていないことも多くて見つかったので、今後はそういった点を意識して仕事ををしていきたい。

  • ・ビジネスマンは「効率よく仕事をする」方法を知らない。仕事のしかたの「細かい改革」が成果に結びつく。ある成功した大金持ちに「成功の秘訣」を尋ねたところ簡潔に「細部まで、細かく」と答えた。

    ・仕事を他人に任せるのが上手な人と下手な人とは?
    1)ある職務に誰が適任か、よくわかっている。
    2)すみやかに仕事を委ね、遂行までのじゅうぶんな時間を与える。
    3)目標をはっきり説明する。
    4)業務遂行に必要な情報をすべて渡す。
    5)行動に移る前に、スタッフに業務内容をきちんと理解させる。
    6)締切を設定する。
    7)企画書の作成を奨励する。
    8)定期的に進捗状況を監視する。
    9)部下が説明と助言を求めやすい。
    10)自分が責任を負うが、職務を実行した人間に功績を与える。
    11)新たな責任を持たせることで、スタッフの成長を促す。

    ・何かを任せなければならないときは、忙しい人間に任せろ、というものだ。怠け者は、仕事を与えられても、怠け者のままでいることが多い。忙しい人間には、絶えず、休みなく働いているから忙しいのであり、任命するにはぴったりの人間だ。

    ・整理・整頓・清潔・清掃がビジネスマンの生産性を向上させる。4つの「セイ」に専念して取り組み、職場環境と仕事の進め方に秩序をもたらすこと。

    ・すべては新しい習慣をひとつ身につけることから始まる。行動を起こすらという習慣だ。アイデアが頭をよぎったら、新しい仕事の手法を試すため、「すぐやる」こと。アイデアがひらめいたときに、思い切っていつもと違う道筋で仕事をやってみる。悪い習慣とはいつまでもその習慣を改めようとしない態度も含まれる。このサイクルを断ち切って、先延ばしをせずにすぐにとりかかること。あっという間に、先延ばしの習慣を克服できるのがわかる。自分の習慣は、自分で思い通りになるもの。

  • タイトルに多少騙された感が…
    既に実践しているものが多かったためかもしれません
    仕事はうまくいっていませんが。。。

  • 大切なこと。

    すぐやる。
    すぐ片付ける。
    すぐ計画する。

  • 仕事術に関する本。
    先に読んだ『仕事が「速い人」の習慣』と重なる点が多く、さっと読むことが出来た。

    どんな仕事術の本を読んでも書いてあるのが、「すぐやる」ということ。そして、「整理整頓をする」ということ。
    この本も、一番最初にそのことが書いてある。その通りなのだろう。
    そして、「計画を立てる」こと、「タイムマネジメントをする」ことも重要。
    いや、本当にその通りだと思う。しかし、しかしなのである・・・。

    以前も多分読んだことがあるんだけど、なかなか実行できずにいる・・・。

    なんとか、これを機に仕事のスピードを高めていきたいなぁと願う。

  • 仕事で成功する習慣を身につけるためにざっと目を通してみた。

    本著はタイトルの通り、「仕事がうまくいく人の習慣」について記述している。一緒に仕事をして「この人は仕事ができる」と思う人は、アウトプットに対するアクションの速度がとても速かった。当然、大量のマルチタスクをどんどんこなす。どうやら仕事ができる人が実行している日々の業務への取り組み方には、共通項があるようだ。

    ●書類やメールは見た時にすぐ処理をする
    本著の肝は「すぐに処理する」という一言に尽きる。仕事をやり残した状態のまま、別の仕事をしていると、急に入ったイレギュラーな仕事や、緊急度はそれほど高くないけど重要度が高い仕事に即座に対応できなくなるらしい。私自身、〆切前に完遂できると目算した仕事は先延ばしにしてしまい、結局〆切直前であたふたしてしまうという経験を何度もしているので、この習慣は付けておきたいと思う。

    こうも考えることができる。1日の限られた仕事時間の中で、生産性を最大化させる習慣を身につけている人が「仕事がうまくいく人」である。そのためには、「即やる」という取り組み方以外、選択肢はない。大量の仕事を回せる人は、この姿勢が根付いているのだろう。最近読んだ『一勝九敗』の中で、ファーストリテイリングの柳井正氏は「即断・即決・即行動」という企業理念・行動原理を主張している。著しく変化する小売業では、決断と行動のスピードとビジネスの成功が紙一重だ。スピードを意識するとしないとでは、仕事の成果に雲泥の差が出る。本著での指摘もこれに近しいものがある。必ず身につけておきたい習慣だ。

    ●「未処理」「保管」「処理済み」/「1使用中」「2参照」「3保管」に分ける
    紙の資料や電子データは、やみくもに保管しておくと、あっという間に机やメールフォルダの上で増殖し、収集がつかなくなってしまう。これを放置しておくと、いざ「今必要な情報」を探すことになったときに、それを導き出せなくなるというロスを誘発する。この損失ののべ時間は、1年のうち6週間分にも上るという。

    これを解決するのが、小見出しに記述した分類方法だ。前者は紙の資料、後者はデータフォルダの分類例だ。ポイントは「今とりかかっているもの」「折を見て必要になるかもしれないもの」「処理し終わったもの」という現在、未来、過去の軸で整理・分類をしておくことなのだと思う。これにより、「即やる」という習慣を日々の業務の面から付けやすくなる。

    その他、仕事における準備や心構え、手法など盛りだくさんの内容を紹介している。イレギュラーなところでは、上司との週に1度のミーティングを設けて、自分が仕事を通じて近づきたい姿、そのためにどう仕事に取り組んでいるかを伝えるといったことを提案してみたいと思った。仕事は一人では完結せず、チームで最大化するものである。自分の仕事をうまくいかせるためにも、上司との意思疎通の機会を作ることは不可欠だと感じた。

    「どんな仕事でもすぐにやる、これだけで99%うまくいく」「仕事に優先順位をつけるな、すぐにやれ」――本著が掲げる唯一無二のコンセプトがこれらの言葉だ。幸いこれからの職場は、これらの理論を行動に移せる環境である。高密度かつ高速に仕事を回せるようになるには、仕事の取り組み方に対する基礎体力の底上げが不可欠だ。ここで記述したことを頭に置きながら、常に自分自身を改善していきたい。仕事の場に加え、プライベートでもこれらの考えを応用できれば、常に頭を回転させながら素早い行動ができるようにもなるだろう。

    【目次】巻頭スペシャル
    世界19カ国で取り入れられた最も効果的なビジネスの習慣
    ・仕事の「しかた」を変える1 すべての仕事の基本は、すぐにやる!
    ・仕事の「しかた」を変える2 「忘れないシステム」をつくり、やり遂げる
    ・仕事の「しかた」を変える3 電話タイム、メールタイムを決める。それ以外は応答しない
    ・仕事の「しかた」を変える4 チームの仕事をスムーズにする方法

    Part1 すぐにやる!
    ・どんな仕事もすぐにやる。これだけで99%うまくいく
    ・まずは兵士のように、整理からとりかかろう
    ・デスクの上の乱雑さを、きっぱり追い出す
    ・書類は読んだときに処理する。手を付けないのなら読まない。
    ・小さい仕事は先に済ませ、重要な仕事に集中しよう
    ・仕事に邪魔が入ったら、その原因をすぐ処理する
    ・「やり残した仕事」を片付け、やり通す習慣をつける
    ・楽しくない仕事を先に片付けると、不安・ストレスが消える

    Part2 すぐに整理する!
    ・オフィスで捜し物をする時間は、1年で6週間に上る
    ・書類は「3つのトレー」で分ける習慣をつける
    ・オフィス機器は他人任せではなく、自分で使い方を身につけよう
    ・よく使うものは近くに、めったに使わないものは遠くに
    ・使用中ファイルケースで、必要な物をすぐに取り出す
    ・忘れないためのシステムで、仕事のプレッシャーが減る
    ・ハンギングファイルを使えば、探しものがすぐ見つかる
    ・ごちゃごちゃだったPCの情報を、すっきりさせr
    ・メールの原則も、すぐやる。そしてフォルダに分ける
    ・手際よくさばくために、「後で、すぐやる」を実行しよう
    ・いらない情報をいちいち読むよりあらかじめ阻止しよう
    ・必要なことを必要なときだけ思い出せば、仕事の効率が上がる
    ・「思い出すシステム」を整備して仕事の管理に活用する
    ・邪魔が入る3時間よりも、集中できる90分を作る
    ・電話に出るのをやめて、「電話タイム」に折り返し連絡をする
    ・メールは1日3回の処理タイムにまとめて読み、返事を書く

    part3 目標を達成する「計画」と「管理」の技術
    ・仕事の前に、「計画」作りに時間をかけよう
    ・1日の計画はその日の朝、または前日の終わりに立てる
    ・仕事の計画は1週間単位でチェックする
    ・大きな仕事をなしとげるには、小さな業務に分解するのが近道
    ・最終目標(ゴール)を書き出し、戦略を明確にする
    ・イメージを思い描くことが、ゴールへの近道になる
    ・社内、社外にかかわらず、全員を「顧客」と考えて仕事をしよう
    ・週に一度、1対1の定期ミーティングで連絡を取り合う
    ・人に仕事を上手に任せて、より大きな成果を手に入れよう
    ・「歩き回りコミュニケーション」で仕事の進み具合を探りだす
    ・克服できない問題のほとんどは、上司の処理能力にある
    ・部下の仕事の手順をチェックし、よりよい方向に導く
    ・仕事の環境を「整備」すれば、もっと楽に生産性を上げられる
    ・整備を毎日の仕事のサイクルに組み込んで、オフィスの秩序を保つ
    ・連絡業務をシステム化すれば、会社にいなくても仕事が進む

    コラム
    ・仕事の山にパニックになりそうになったら
    ・不満をほおって置く会社と改善する会社

  • 1.仕事を先延ばしにしないことを重点的に

    ○ 書類を読むのは一回で
    ○ 問題は小さいうちに解決
    ○ 残務の正体、原因をはっきりさせる


    2.デスク周りの整理

     A 書類受けのシステム
      ○ 未処理:まだ手を手つけていない郵便物、メモ
      ○ 保留:資料待ち、返事待ちの書類
      ○ 処理済み:1日に何度か片付ける

     B ファイルケース
      ○ 使用中
      ○ 参照
      ○ 保管 


    基本的な仕事の整頓法。
    いくつかの矛盾、あまり適さない例の引用が少し目立つ。

  • ファイルケース買おうと思いました。
    memo
    作業中-保留-保存で分け分けする
    フォルダ⇒作業中-資料-保存

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著者プロフィール

ビジネス・テクノロジー協会創設者

「2015年 『なぜか、「仕事がうまくいく人」の習慣』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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