- Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569652696
作品紹介・あらすじ
旧石器発掘捏造事件、高松塚古墳壁画の解体-。近年、日本の考古学といえば深刻な話題ばかり。だが、古代史へのロマンは人々を魅了してやまない。今こそ、戦後六十年の研究の歩みを振り返り、その地道な成果の積み重ねを再検証すべきであろう。吉野ケ里や三内丸山遺跡などの発見は大ブームを生み、最新科学は新たな史実を浮かび上がらせた。はたして、戦後の考古学は古代史の謎にどこまで迫れたのか。各遺跡の最新情報から、邪馬台国や前方後円墳などにまつわる諸説までを、わかりやすく解説。
感想・レビュー・書評
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最新の考古学の状況を書いている本で、悪く言えば面白味がないのだけど、まあ悪い本ではない。
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古代史とあるが、戦後の遺跡発掘の成果から見た日本史の知見がまとめられている。古代史だけではなく信長・秀吉の大阪城周辺の発掘、汐留駅遺構の発掘まで網羅されている。
網羅的である分各トピックスの突っ込みは少々物足りない。
ただ、北海道や沖縄・南西諸島の発掘結果など今まであまり知られていなかった地方の発掘結果などにも言及されていて参考になるところも多い。 -
歴史としての古代史かと思ったら、考古学としての古代史の本でした。
ジャンル違いで期待はずれ・・・
が、それでも得られるものは何かないかと(私にとっては)つまらない話を必死に読んでいたら、ありました
遺跡の中には先住民(日本人)と、大陸からやってきた外国人が争うことなく同じ集落のなかで暮らしていた痕跡があったとの記述!!
まさに徐福の世界です。
支配されずに共存していた証拠が、考古学的にも証明されていたなんて知らなかった。
ロマンですね~
妄想してワクワクしました。。 -
古代史の最前線の話かと思ったら、考古学の話で残念であった。
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古代史を復習するのにはもってこい。
ついでに大学の史学部に進路が決定している高校生には読んでおいてもらいたいなあ