[新装版]子どもが育つ魔法の言葉

  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569656373

作品紹介・あらすじ

アメリカの子育てカウンセラーとして著名なドロシー博士の『子どもが育つ魔法の言葉』は、1999年に邦訳を発刊以来、大きな反響を巻き起こし、2006年9月現在、単行本と文庫を合わせて350万部を超える大ベストセラーとなっている。▼とくに2005年2月、皇太子殿下が誕生日の記者会見にて、ドロシー博士の詩「子は親の鏡」を朗読されたことで、日本国中にドロシーブームが起きたことを覚えている人も多いだろう。▼ドロシー博士は、2005年5月に来日され、日本の小学校を精力的に訪問されたが、その後、体調を崩され、同年11月6日、81歳の生涯を閉じられた。▼本書は、世界22カ国で翻訳された不朽の名著『子どもが育つ魔法の言葉』のなかから、とくに重要なエッセンスを選び出し、見開きで完結する文章に再構成したものである。子どもを伸び伸びと育てたい親、子育てに悩んでいる親など、すべての親に読んでほしい本。

感想・レビュー・書評

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  • 子供と接する人には読んでほしい。
    親である大人の行動を子どもは見ている。
    自分の行い積み重ねで良い方にも悪い方にも成長する事を意識して行動する。

  • ❁100件のケーススタディから学ぶ式
    ❁写し鏡子どもは親をよく見てる
    ❁どうしたの?怒鳴り散らすより聞く姿勢
    ❁イライラは動物で例えて発散させちゃおう
    ❁どうしたらいい?子ども自身に考えさせて
    ❁嘘つかない子どもに素直に向き合おう
    ❁できるだけ甘えさせてあげましょう
    ❁子どもの嘘、心の中を聞いてみよう
    ❁どうしたら前向きになれるか考えよう
    ❁思いやり相手の気持ちを想像させる
    ❁あなたなら必ずできる信じよう
    ❁良いところ見つけていっぱい褒めよう
    ❁3つの柱認め信じ思いやる愛
    ❁愛情を込めていっぱい抱きしめよう
    ❁正直さ叱らず嘘をつかせない
    ❁躾時は意味と感情で教えよう

  • 教育機関で紹介されていたことば。こう接するとこんなこどもになる、というようなことと、それぞれについての説明、エピソード。
    C0098

  • 子供の話をきちんと聞く
     傾聴
      何が嫌だったのか
      どうしたいのか
      相手はどう思うか
    自分で考えさせる
     どうすればいいと思うか

  • 当たり前のようだけど、なかなか出来ない事が書いてあった。深呼吸を忘れないようにしたい。

  • 育児書ってタイトルと内容がかけ離れてるのが多いのかな??
    内容はすごいよかった!具体的やし、読んでるとどんどん育児が尊いことに思えてきた!
    一瞬一瞬を大事にしよう。
    子供に謝れる親でありたい。
    子は許す天才。
    子は親に対して驚くほど寛大。
    誠実に生きよう。

  • 親の背中が一番語るんだな、と思いました。

  • 子は親の鏡という詩を読むと、どういう子供に育って欲しいかというよりも、むしろ、どういう親になりたいか?を考えさせられる深い詩です。
    すぐに読み終わりますので、気が付いた時に繰り返し読む事がオススメです。

  • 「世界中の親が共感した子育ての知恵100」の副題がついています。
    10年ほど前に、皇太子殿下が感銘を受けたとして、ドロシー博士の詩「子は親の鏡」をご紹介されたことで、たいへん有名になりました。

    ドロシー博士は、長年家族療法や家庭教育を教えてきました。
    彼女が語り続けることは、とても明確です。
    子は親の鏡だから、子どもの一生が、親からの伝える言葉で決まってしまう。

    そのために、親はどのように、子どもに言葉をかければいいのかを、100の知恵で伝えてくれます。

    たとえば、「叱られると子どもはがっくりしてしまう」で語られるのは、

     親が子どもを叱るのは、たいてい、子どものことを思ってのことですが、それが子どもにはわかりません。
     子どもは、叱られると、頑張ろうと思うよりも、がっくりしてしまいます。
     とくに、幼い子どもは、叱られると、自分が嫌われているのだと思ってしまいます。

    たしかにそうです。
    親は行動について叱っているのですが、子どもは自分が拒絶されたのだと思い、心にキズを作ってしまいます。
    叱るときこそ、親は子どもを心の底から愛していることを伝えながら、しかし、「行動については叱る」という姿勢を貫かなければなりません。

    「なぜ、文句ばかり言いたくなるのか」では、文句を言いたいとき、親はどう対処すればいいかを教えてくれます。

     子どものやったことに、いちいち文句が言いたくなる。なぜでしょうか。
     それは、その子がどれだけできたかをではなく、どれだけできなかったかを見てしまうからです。
     こんな否定的なものの見方は、大人だっていやだと思います。
     その子がどれだけできなかったかをではなく、どれだけできたかを見てあげてください。
     そして、どうすればその子の行動がもっとよくなるか、具体的にアドバイスしてください。
     子どもを否定するのではなく、肯定しながら、導いてあげるのです。

    親の対応の仕方しだいで、子どもは生きることに肯定的になります。
    でも、その対応の仕方しだいで、「生きることは辛いだけ」と思い込んでしまうこともあるかもしれません。

    「世界は素敵だ」と子どもに思ってもらいたい。

    子どもは親の鏡ですから、親もまた、子どもの鏡です。
    親がまっすぐ生きている姿勢を見せていれば、子どもに、歓びに満ちた人生が映し出されるのだと思いました。

  • こういう本は手元に持っておいて、ときどき見返したいものです。

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著者プロフィール

ドロシー・ロー・ノルト(Dorothy Law Nolte,1924−2005)  
米国ロサンゼルス出身。子育てコンサルタント。生涯、家族関係や教育についての講演や執筆に力を注いだ。1954年、29歳のときに地元の新聞に19行の詩「子は親の鏡」を発表し、大反響を呼ぶ。日本では『アメリカインディアンの教え』(扶桑社)や『子どもが育つ魔法の言葉』(PHP研究所)などに収録され、ミリオンセラーとなった。


「2016年 『やさしくなれたら、あなたはもう一人ぼっちじゃない。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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