国防の論点: 日本人が知らない本当の国家危機

著者 : 森本敏

• PHP研究所 (2007年2月1日発売)

作品紹介・あらすじ

米軍再編の狙いとは?日米同盟は磐石なのか?東アジア危機はどうなる?「安全保障のプロ」3人が真相を語る。

感想・レビュー・書評

[ＭＯＲＵさんの感想 · 2009年9月15日]

安全保障に関して、まとも語れる自民党と民社党の国会議員が、まっとうなことを言っています。

[たけ坊さんの感想 · 2009年2月11日]

日本の国防について国際政治学者の森本さん、民主党の長島さん、元防衛大臣の石破さんが語る。
９．１１以来加速される米軍再編とそれにともなう日本の防衛のありかたなんだけど、政治や法の話が多い。
新聞毎日読んでる人には特に意味はないんでしょうけど、おれみたいな情報に疎い人間は一度読んでおく価値があると思います。特に安全保障を巡る日本の国内政治の現実とゆうか、そうゆうとこ。

著者プロフィール

防衛大学校卒業後、防衛省を経て１９７９年外務省入省。在米日本国大使館一等書記官、情報調査局安全保障政策室長など安全保障の実務を担当。初代防衛大臣補佐官、第11代防衛大臣（民間人初）、防衛大臣政策参与を歴任。２０００年より拓殖大学に所属し、同大学の総長を経て、現在は同大学顧問・同大学名誉教授。主な編著書に『新たなミサイル軍拡競争と日本の安全』（編著、並木書房、２０２０年）、『次期戦闘機開発をいかに成功させるか』（編著、並木書房、２０２１年）、『台湾有事のシナリオ』（編著、ミネルヴァ書房、２０２１年）など

「2022年 『ウクライナ戦争と激変する国際秩序』 で使われていた紹介文から引用しています。」