清く美しい流れ 日本人の生き方を取り戻す

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569659602

作品紹介・あらすじ

止まらない「金銭至上主義」、倫理を欠いた「"偽装"個人主義」。私たちはいま、何を軸に逝き方を考えるべきなのか。

感想・レビュー・書評

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  • 役員から紹介されて読んだ本。ここまでの世界観は無いが、僕の人生の価値観ととても一致している。人は未来に希望を持てるから今日頑張れるという考え方、利己主義、金銭至上主義になりすぎ。周囲の人間や、社会に目が向かない。法律の上の概念としての、倫理や道徳。孟子、義を後にして利を、先にすることをなさば。奪わずんば飽かず。先義後利の考え方。教育は、慈愛と義愛、五常、五教、五倫。徳を理解し、道をりかいする。四書五経を学ぶ。

  • 響く部分と響かない言葉があったが、全体的には共感する部分が非常に多かった。

  • 私の中国古典の師、田口先生の書です。

    田口先生にお会いしていなければ、老荘思想をはじめとした深い世界を理解したいという気持ちが生まれることはなかったでしょう。あるいは、浅い解釈で理解したつもりになってしまっていたのかもしれません。

    優れた古典を学んだ帰路には、不思議と心が静かになっているのを感じます。自分を見失いがちな慌しい日常を離れて「無」の思想に触れるからだと思います。

    日本を愛するすべての方へ。

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著者プロフィール

田口佳史(たぐち・よしふみ)
1942年、東京生まれ。東洋思想研究家。イメージプラン代表取締役会長。新進の映画監督としてバンコク郊外で撮影中、水牛2頭に襲われ瀕死の重傷を負い入院。生死の狭間で「老子」と運命的に出会い、「天命」を確信する。「東洋思想」を基盤とする経営思想体系「タオ・マネジメント」を構築・実践、延べ1万人超の企業経営者・社会人・政治家を育て上げてきた。第一人者として政財界からの信任は厚い。東洋と西洋の叡智を融合させ「人類に真の調和」をもたらすべく精力的に活動中。配信中のニュースレターは海外でも注目を集めている。
著書に『超訳 孫子の兵法「最後に勝つ人」の絶対ルール』『超訳 論語「人生巧者」はみな孔子に学ぶ』『超訳 老子の言葉「穏やかに」「したたかに」生きる極意』(以上、三笠書房)など、ベストセラー、ロングセラーが多数ある。

「2022年 『仕事で一生悩まないための菜根譚の教え』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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