人生の価値: 私たちは、どのように生きるべきか (PHP文庫 い 38-7)

著者 :
  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (413ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569660400

感想・レビュー・書評

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  • 2018年に告知を受けて手術。
    2020年保坂隆先生に勧められて購読。
    そう、こころと向き合うため。

    1.人生とは?
    自分に予め用意された問題集である。
    そう、予め、、、。

    2.いま目の前の課題とは?
    僕が乗り越えられるレベルのものと捉えることができる。
    また、そのレベルまできたから、いまその難儀にとりくんでいるとも言える。
    そう、受けいれる。

    3.受けいれるとは?
    全ての物事には意義があるということ。
    僕にとって良い、悪いという二軸の議論ではなく、どう捉えて生かすか?ということ。
    成長するため。

    スピリチュアルを否定も肯定もしないで、ただ、読み進めた。僕が僕を見つめるために。

    意義。それは誰でもなく、僕が見つけるもの、見出すもの。無理をしないで前に進もう。


  • 生まれる前から計画を持って生まれてきた。試練を乗り越えて成長するために。だから、今直面している試練は全て順調なのだと。素直にいい考え方だと思う。

    一方で、最後のエピローグに書かれているように、それでも戦禍の子どもたちや難民など理不尽な人生を送っている人たちもいて、順調なんだと心から言えない場合も多い。

    筆者の素直な思いなのだろう。結局、自分に乗り越えられるものもあれば、如何ともしがたいどうしようもないものもあるということなのだろう。じゃあ結局どう生きりゃいいのよ?そんなん本読んだだけで答えがもらえるなんてことはないということだろう。生きて、生き抜いてじぶんで見つけていくしかないということなんだろうな。

  • 【Amazon紹介文】
    あなたに起こる出来事は、偶然の積み重ねに過ぎないのか? それとも、すべてのことには意味があるのか?
    本書は、ベストセラーとなった「生きがい論」シリーズで知られる著者が、大切な人の死などを乗りこえ、人生に新しい価値を見出した読者からの手紙や、海外の退行催眠による証言・報告をもとに、“人生とは、自ら計画した学びの機会である”という命題に迫って行く、ドラマティックな「人生論」である。
    人は、自らの成長のために、人生という名の学校で自分が自分に与えた試験問題を解いている。解けない問題はない。思い通りにいかない時こそ価値があり、それこそ順調な人生そのものなのだ……と著者はいう。生まれること、死ぬこと、愛することにはどのような意味があるのか、途方にくれる出来事が起こったとき、それらをどう解釈すればよいのか、などを教えてくれる。
    自分がこの世に存在する意味と出会うことで、生きることに希望が湧いてくる一冊。

    ※購入日不明

  • いま、この方の著書をがぶがぶ読んでいます。2冊目。
    人生観、死生観がかわりますほんと。
    あとは、読んでてあたたかくなるというか、守られてる感じがするというか、中毒性あります。

  • 「人生の価値―私たちは、どのように生きるべきか」生きがいとか生きる価値とか人生啓発本です。
    http://youyou-bookmovie.blog.so-net.ne.jp/2016-01-27

  • ”自分の心を光らせること・・・・・
    心を光らせて、それに気づけば、それに乗っていける・・・
    それに乗っていけたら、これまでの人生とは違う人生ができる・・・
    その人生は、一人だけの人生ではなくて、みんなで色んな物と共生していく人生で、そうなれた時に、本当の意味で、幸せを与えられる人間になる。  幸せは、自分一人で感じていても、しあわせではないのだ”

    ”さて、あなたは自分の十年後、二十年後の自分の姿を、知りたいとは思いませんか? それを知る事は、実は簡単です。
    自分が今、どのような毎日を送っているのかを、客観的に見つめてみればよいだけの事だからです。
    自分の思考パターンや生活スタイルを延長し、将来の自分の姿を思い浮かべればよいからです。
    たとえば、自分の好きなスポーツ選手を思い浮かべてみてください。そして、その選手が、ギブアップしたいぎりぎりの所でもう一踏ん張り頑張っている姿を、想像してみてください。 あなたが好きなその選手は、きっと、「もうやめたい、もう嫌だ、もうぎぶあっぷして楽になりたい」というときに、それでも最後の力を振り絞って戦う人であるはずです。 だからこそ、あなたはその人に、あこがれるのではありませんか?
    野球選手であれば、「このままボールを取りにいっても、とても届かないだろうな」とわかっていながら、必死に走って手をのばし、見事にキャッチしてしまうからこそ、その選手に憧れるのです。
    サッカー選手であれば、90分を戦い抜いて延長戦に入り、もう疲れ果てて足が止まり、筋肉がけいれんしているのに、必死の形相で立ち上がっては伺朗とする姿に、ひきすけられるのです。
    プロレスラーならば、脳しんとうをおこし、レフェリーが2回手をたたくのがわかって、「ああ、後もう一回、このまま両肩をマットにつけたままでカウントをきけば、試合が終わって楽になるのに」と知っていながら、それでも最後の力を振り絞って方をあげようとする、その精神力が感動を呼ぶのです。”

    それらの選手に近づきたいとおもうならば、簡単です。
    今、目の前に直面している、勉強や仕事や家事や病気や人間関係などの試練に、まるでそのスポーツ選手のように立ち向かっていけば良いのです。

  • 思いがけず、宿題を与えられた。
    わくわくしながら回答してみようー

  • 「人生は自らが計画した学びの機会である」という仮説に立って説明している。
     困ったことに直面したときに考え方の一つとして
    この本の内容を知っておくことはとても有益だと思いました。
     困ったことに直面する前に読んでおいても、考え方の幅が広がるのでそれも有益です。
     人生の価値を探るという難題に取り組もうという人にとっての、オススメ本です。

  • 一種の人生論 そんなに感動はしなかったが ある意味そうであるかも知れないと思った

  • 飯田先生の本。弟を失い、生きがいや人生というものを深く見つめるようになった時に、出会った本。他の生きがいシリーズにも、救われました。
    不治の病の方へのプレゼントとして、利用したこともあります。

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著者プロフィール

作家、スピリチュアル・カウンセラー、コンサルタント

「2015年 『愛に悩んだ時どう生きるか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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