- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569661629
作品紹介・あらすじ
互いに責めあい、非難しあって暗い心で生活していくより、あたたかな心を通わせ、ゆるしあい励ましあって生きていこう――本書は、そんな願いをこめて書かれました。「お互い人間が最も好ましい生き方を実現させるためには、それを実現するのにふさわしい考え方や行動をすることが大切で、その根底になくてはならないものが『素直な心』である」と、著者は述べています。▼一代で世界の松下電器を築き上げた松下幸之助。その人間観・経営観の根底には、つねに「素直な心」がありました。この素直な心こそが、何ものにもとらわれない心で、強く正しく聡明な人生の歩みを可能にするものなのです。▼では、素直な心を養い、高めるにはどうすればよいのでしょうか?▼本書は、著者の長年の体験と鋭い洞察から生み出された、素直な心になるための貴重な指針の書です。発刊以来約30年、いまだ読者の支持を集め続けている“松下哲学の原点”、待望の文庫化!
感想・レビュー・書評
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新社会人や若い人が読めばためになるんだろう、と思った。(電子書籍)
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この本は繰り返し読み立ち返って考える本にしたい。根幹に普不変的に必要なことであり、潤った人生を過ごすのに必要なこと。これにより周りの人も付き合いがうまくなり万事良くなる。
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「素直さとはベクトルである」という認識をしてる。つまりベクトルの先には必ず方向性、目標がある。方向性があって初めて力の強さ(ベクトルの長さ)であったり、フラつきのなさ具合(直進性)が定まる。この方向性についての記述が出てこなかったのが残念、、、と思ってしまう自分は、素直さが欠けるかな。
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ネット上で起こる諍いも、素直な心を失ってしまっている人たちが余裕をなくして起こしてしまっていることなのだなと思った。
悪に対する、あってもしかたない、それに対して自ら素直な心をもちどのように対処していくかという考え方がとても参考になった。 -
頭では理解していることですが、改めて読むと素直な心で何事も取り組まないといけないと感じた。
今後は日々振り返り今日素直な心でいれたかを考えていく。 -
Panasonic創始者、松下幸之助による哲学。
書店にて専門書を探していた時に偶然見かけ、タイトルに何かしら惹きつけられ手に取った本書。
何事も争い責め合い非難するのではなく、人間が本来持っている、あたたかく許し合いや励まし合う「素直な心」。それを持ち続け、どう行動に移すべきかを説いた書。著者の経営観や洞察力が垣間見え、頭や心が少し凝り固まった際、ゆっくり読み進むと良い一冊です。 -
同じような言葉が繰り返し使われるので読んでいて面白くはなかったが、内容はとても良かった。
素直な心ってなんだろう?素直な心がないとどんなことが起きる?素直な心があるとどんな良いことが起きる?じゃあ素直な心を身につけるにはどうすればいいんだろう?ということを、読者をおいていかず、一緒に考えていこう!というような姿勢で書かれていた。
実行しやすいよう具体的な行動例までおとしこんで書かれていたので、次の日から実際に活かせた!
これは手元に置いて、何かに迷ったとき、不安になったときとかに読み返したい。
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私は素直だと言われることがよくありますが、それの実相がよく分からずにいました。
そこでこの本を3日間かけて吟味してみると世の生活全てに素直な心があるとよりよい生活を送る事ができるとあり、その通り私はよい生活即ち幸せであると感じております。しかしまだまだ沢山本書で書かれているものを実践していないので。より幸せが生まれることを楽しみにして日々を過ごしてみようと思います。
「反省をする成功した時はなぜ上手くいったか失敗した時はどうしてこのようになったか、両面である。」
「朝夕に素直であったかそして素直であるか確かめる。」