本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
本 ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784569662534
作品紹介・あらすじ
大人への過渡期にあり、難しい年頃の10代の子どもたち。浮き沈みの激しい変化の時期だからこそ、親がしっかりと子どもを見守ってやることが大切なのです。▼本書では、150万部のベストセラーとなった『子どもが育つ魔法の言葉』のドロシー博士が、10代の子どもを育てるポイントをアドバイスします。「危険から子どもを守る方法」「注意するなら、それとなく」「信頼される親になるには」「ルールは親子で納得してつくる」「子どものコンプレックスを取り除いてやる言葉」など、この年頃の子どもを持つ親がぶつかる問題に具体的に答えます。▼大きくなったように見えても、子どもはまだ、親を必要としています。反抗したり、親の矛盾をつついたりしていても、心の奥では、親のまなざしと世話を求めているのです。▼親子の絆を大切にしながら、バランスよく手を放すことができれば、子どもは着実に自立してゆくことができます。子育ての悩みを解決する一冊。
感想・レビュー・書評
-
魔法の言葉というタイトルは、内容と合っていない気もするが、内容としては良かった。
具体的な事例ばかりで(海外ドラマみたいなものばかりだけど)、子供を1人の人間として向き合うことの大切さがスッと入ってくる。児童福祉の仕事をしているが、支援するのと子を育てるのはやはり前提が違うなぁと改めて感じた。それでも目の前の子に注意を向け、信頼しようとする努力は必ず伝わると思うし、それがすぐに良い結果には繋がらなくとも、長期的な関係性を築く一助にはなるはず。なんにせよ子どもといえども血が繋がっていようがなかろうが他人は他人やもんなぁと感じた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
現在10代の子供を育てている。
乳幼児の頃ほどは育児書を読まなくなっているので、たまにこういう本を読んで、自分の視点や子供の環境を客観視するのって大切かもな、と思えた。 -
教育学
-
間違えて買っちゃった!
-
著者が外国人であるため、例として紹介されている事象が日本の10代には若干当てはまらないだろうと思うところもあったが、子供の言い分を聞き、一度受け入れるということなどなるほどと思った。親に信頼されて育った子供は、難しい選択を迫られる場面でも道を切り開いていけるのだという。参考になりました。
-
大学入試の小論文対策で
読みました。
実際にあんなに立派な
対応が出来る親は少ないだろうし
わたしもきっと出来ないなー。 -
参考になるアドバイスはあった。
アメリカの乱れた青少年の実態に気が重くなった。 -
・一方的なルールはNG
⇒どうしたいか?⇒ルール設定
・親を頼りにしている。
⇒子供とすごす時間をつくる。
子供が好きなものを好きになる。
子供の話を聞いてあげる。
・身近にヒーローを見つけてあげる。近場の兄ちゃん他
・出来そうな期待を持つ。
⇒ハードルは低く設定。 -
こんな親と子の関係が築けたらいいだろうなあと思った。
でも、実際にそうはいかないから子育ては難しいし、楽しんだろうな。
いつか、子どもが出来た時、子育てを楽しめたらいいなとちょっぴりワクワクした。 -
読むと子どもを育てるのが楽しくなります。同時に、子どもを育てることの難しさを感じます。
10代の子どもは将来を考える上で、非常に多様な価値観・体験に触れる事のできる世代です。だから、子どもの興味がころころ変わる事もあるかもしれません。ですが、子どもが独り立ちできるようになるきっかけだと思って、時間とエネルギーを費やすのが親のつとめでもあります。
同時に、一人の人間として子どもに接するために、親自身も一人の人間として成長しなければなりません。子どもが大人になりつつある過程で、成長を見守り、時には手助けしてあげて、辛抱強くつき合うのです。
本書は非常に優秀な訳者のためか、吸い込まれて行くような訳文で構成されています。
様々なエピソードが記載されていますが、
「子は親の鏡」
その通りだと思いました。
ドロシー・ローノルトの作品





