日本人の「縁起」と「ジンクス」 (PHP文庫 き 12-2)

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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569669434

作品紹介・あらすじ

お正月にはお屠蘇を飲み、おみくじを引いては木の枝に結びつけ、厄年には厄払いをする。結婚式は大安を選び、友引の葬式は避け、大晦日には蕎麦を食べる…。われわれ日本人は、ジンクスで不運を避けつつ、縁起を担ぐのが好きだ。どうせ気になるのなら、その由来やルーツを知って上手に縁起を担ごう、というのが本書のねらいである。歴史の試練に耐えた生活の智恵が満載の本。

感想・レビュー・書評

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  •  北嶋廣敏「日本人の縁起とジンクス」、2007.11発行。①大晦日に蕎麦を食べるのは、金が溜るからw ②燕は幸福な家を選んでやってくる→燕が巣をかける家は栄える ③初物を食べると75日長生きする。百五十日生きのびる口と耳(初鰹とほととぎすの初音)初物をのがさず食うと死ぬまなし(川柳)④十五夜だけの「片月見」はするな。十三夜とセットで。どちらも農作物の収穫祭 ⑤夕焼けは晴れ、朝焼けは雨。高い確率で当たる。晴れた状態が西か東か。天気は西から東に変化する ⑥蜘蛛が朝、巣を張っていると晴れ。朝の蜘蛛は吉兆。

  • 日本で古くから伝わる縁起やジンクスにまつわる知識が満載。

  • お正月にはお屠蘇を飲み、おみくじを引いては木の枝に結びつけ、厄年には厄払いをする。結婚式は大安を選び、友引の葬式は避け、大晦日には蕎麦を食べる……。われわれ日本人は、ジンクスで不運を避けつつ、縁起を担ぐのが好きだ。どうせ気になるのなら、その由来やルーツを知って上手に縁起を担ごう、というのが本書のねらいである。歴史の試練に耐えた生活の知恵が満載の本。

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著者プロフィール

北嶋廣敏(きたじま・ひろとし)

文筆家。福岡県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。短歌・美術の評論でデビュー。古今東西のさまざまな文献に精通した博覧強記の読書人。面白くてためになる雑学系の著書は多くのファンを魅了している。
主な著書に、『林檎学大全』(アディン書房)、『塚本邦雄論』(六法出版社)、『画家と自画像』(泰流社)などの評論のほか、『知識ゼロからの大江戸入門』(幻冬舎)、『「右」と「左」の面白ネタ事典』(PHP研究所)、『日本の「初!」雑学事典』(三笠書房)、『雑学帝王500』(中経出版)などの多数の雑学書がある。

「2017年 『さらっとドヤ顔できる 草花の雑学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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