日本人が意外と知らない 「アメリカ50州」の秘密 (PHP文庫)
- PHP研究所 (2009年8月3日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569673028
感想・レビュー・書評
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ワシントンDCを含むUSA50州の図鑑 けっこう楽しい
州の旗、地図、人口、面積、略称、USAへの加盟年、州都、モットー、ニックネーム シンボル、産業・産物、出来事・行事、施設・企業・大学・組織 出身者 等を含めて、4頁ないし6頁の記載
記載は概要で、観光などの特定のテーマに偏っていない
■国勢調査局が指定する4地域(Region)と9地区(Division)で、アメリカ合衆国の本土50州を分類しています。
Region 1: Northeast
Division 1: New England
Division 2: Middle Atlantic
Region 2: Midwest
Division 3: East North Central
Division 4: West North Central
Region 3: South
Division 5: South Atlantic
Division 6: East South
Division 7: West South Central
Region 4: West
Division 8: Mountain
Division 9: Pacific
■州というのは国家 合衆国 ⇒ 州 ⇒ 郡 ⇒ 郡区 ⇒ 市 町 村 (一部 独立市は郡と同等の際限を有する)
■6つの標準時をもつ、広大な国家
UTC-5 東部標準時
UTC-6 中部標準時
UTC-7 山岳部標準時
UTC-8 太平洋標準時
UTC-9 アラスカ標準時
UTC-10 ハワイ標準時
■州に属さない、海外領土
・プエルトリコ
・バージン諸島
・東サモア
・グアム
・北マリアナ諸島
■USAの宗教比率 キリスト教 79.8% ユダヤ教 1.4% イスラム教 0.6% 仏教 0.5% ヒンズー教 0.4%
■USAの人種比率 白人 75.1% 黒人 12.3% アジア人 3.6% 北米先住民 0.9% 太平洋先住民 0.1% 他混血等 8%
目次
はじめに
アメリカ州地図
PART1 東北部 ニューイングランド地域
コネチカット州 CT
ニューハンプシャー州 NH
バーモンド州 VT
マサチューセッツ州 MA
メイン州 ME
ロードアイランド州 RI
PART2 東北部 中央大西洋岸地域
ニューヨーク州 NY
ニュージャージー州 NJ
ペンシルバニア州 PA
PART3 南部 南部大西洋岸地域
ウェストバージニア州 WV
サウスカロライナ州 SC
ジョージア州 GA
デラウェア州 DE
ノースカロライナ州 NC
バージニア州 VA
フロリダ州 FL
メリーランド州 MD
ワシントンDC DC
PART4 南部 東南中央部地域
アラバマ州 AL
ケンタッキー州 KY
テネシー州 TN
ミシシッピー州 MS
PART5 南部 西南中央部地域
アーカンソー州 AR
オクラホマ州 OK
テキサス州 TX
ルイジアナ州 LA
PART6 中西部 北東中央部地域
イリノイ州 IL
インディアナ州 IN
ウィスコンシン州 WI
オハイオ州 OH
ミシガン州 MI
PART7 中西部 西北中央部地域
アイオワ州 IA
カンザス州 KS
サウスダコタ州 SD
ネブラスカ州 NE
ノースダコタ州 ND
ミズーリ州 MO
ミネソタ州 MN
PART8 西部 山岳地域
アイダホ州 ID
アリゾナ州 AZ
コロラド州 CO
ニューメキシコ州 NM
ネバダ州 NV
モンタナ州 MT
ユタ州 UT
ワイオミング州 WY
PART9 西部 太平洋岸地域
アラスカ州 AK
オレゴン州 OR
カリフォルニア州 CA
ハワイ州 HI
ワシントン州 WA
アメリカ50州データ
参考文献
ISBN:9784569673028
出版社:PHP研究所
判型:文庫
ページ数:320ページ
定価:648円(本体)
発売日:2009年08月19日第1版第1刷詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
それにしても、それぞれの州がほんとうに独自色を持っていて、こんなにアメリカって複雑というか、多面的だったんだなあと驚きます。「多即一」っていう言葉がありますけれども、まさに、さまざな矛盾すら含んだ州たちからなるアメリカという一つの個。それだけ個として奥深い印象を受けざるえません。一筋縄ではいかないし、ダメージをうけても、必ずどこかの地域から立ち直ってくるようなそんな粘りのある国というイメージを持ちました。ニューヨーク州をはじめとする東海岸の、アメリカの古さと洗練された感じがあわさったような文化。カリフォルニア州をはじめとする西海岸の、開放的で、たくさんの世界的有名企業が本拠にしている華やかさ。南部には古くから奴隷州として黒人差別をしてきて、今もその名残が強く残りながらも、JAZZやブルースやいろいろな音楽が生まれた強い文化がある。中部には小麦やとうもろこしなどの農業、牛肉などのための牧畜といった生業がある。環境問題に敏感で、環境汚染をしないように気を使っている州もある。人種差別が盛んだったり、治安が悪かったりする州もある。尊厳死(安楽死)が認められている州もある(オレゴン州とワシントン州)。まあ、そういうのを見ていけるんです。
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2020-5-27 amazon p50%
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【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/719166 -
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ラスベガスのこと
・1864 州 誕生
・税の優遇(法人税、所得税、相続税、固定資産税なし)
・国税庁に対する企業情報公開に制限
・電話・郵送だけで会社設立できる
・法人設立全米一
・鉱工業復活(金、銀、銅、リチウム)、金の採掘アメリカ1
・銀の産出減少→州経済算出→1931カジノ合法化
・離婚合法化
・ギネスブック:チャペル世界一、ドライブスルー -
アメリカに住みながらアメリカのことを知らな過ぎることを実感している。その一つが各州に関すること。
特にニュース、スポーツ等々の話題になる時に州や都市の位置関係、特徴を知らないと理解度が一気に下がる。
この本は各州数ページの解説ではあるが、コンパクトに纏まっていて基礎情報、特徴を理解するのに役に立った。豆知識的な情報も嬉しい。
州は独立した国家のようだと形容されることがあるが、各州がこれだけ違った顔を持っているとは、正直、新しい発見。
歴史的な背景、立地条件もそうだが、州によって、その魅力を最大限に引き出そうとしているし、それは決して横並び意識ではなく、個性を発揮しようとしているところにアメリカの多様性からくる強さを感じる。
人口が少ない州であっても豊かな大自然があれば、観光業に力を入れるなど、決して画一的ではない。
大自然に囲まれ、ゆったりと暮らしたい人々もいる。
少し意外だったことが、アメリカの有数な大企業の本社が拡散しているところ。
例えば、USスチール(ペンシルバニア)、コカコーラ(ジョージア)、デュポン(デラウエア)、フィリップモリス(バージニア)、バーガーキング(フロリダ)、フェデックス(テネシー)、アメリカン航空(テキサス)、マクドナルド(イリノイ)、P&G(オハイオ)、ナイキ(オレゴン)等々
日本であれば、大企業の大半が東京・大阪に本社を置いているのではないだろうか。 -
アメリカ50州についての基本的な情報及び雑学的な事が書かれた本です。面白いです。
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日本にとって最も親密な外国、でも1州ごとの情報については意外と知る機会が少ない。
本書はアメリカ50州について、地理や歴史の簡単な解説と、面積、人口、気候、主要産業、出身有名人、などの情報がコンパクトに掲載されており、雑学辞典としても十分に活用できる。1州につき4~6ページと短く、東から西に向かって書かれているが途中から読んでも問題ない。
詳しく知りたい方にはチョット情報量が少ないかもしれないが、もし自分が移住するならどの州が良いかなんて、妄想しながら読むと非常に楽しかった。 -
アメリカの大きさが感じられます。