ニーチェ 運命を味方にする力 (PHP文庫 み 37-1)

著者 : 宮原浩二郎

• PHP研究所 (2010年4月1日発売)

感想・レビュー・書評

[和也さんの感想 · 2023年10月26日]

ツァラトゥストラという存在を通して、ニーチェの思想がわかって面白かったです。
特に、本当の精神の成熟とは何か、真の友人とはどんな存在か、が説明されているのがとても良かったです。
わかりづらいところも結構あったので、時間が経ったら再読したいです。

[そららさんの感想 · 2013年7月4日]

万人向けのニーチェなど存在せず、様々なニーチェの解説本を読んでも、解釈は人によって本当にバラバラなのだなと思う。

読もうとして幾度となく挫折した『ツァラトゥストラかく語りき』を分かりやすく、「永遠回帰」「運命愛」など人生のヒントとして読み解くことが出来たと思う。

全てが幾度となく繰り返されるなかで喜びを見い出せたら…。

[yomogiuさんの感想 · 2011年10月19日]

わかりやく解説。




いかに超人になっていくか。

著者プロフィール

1956年東京都生まれ
ウィスコンシン大学マディソン校大学院社会学研究科博士課程修了（Ph.D.）
現職　関西学院大学社会学部教授
専門　文化社会学　社会学理論　社会美学　
主な著書
『社会美学への招待』ミネルヴァ書房, 2012年（藤阪新吾と共著）
『ニーチェ 運命を味方にする力』PHP文庫, 2010年
『論力の時代—言葉の魅力の社会学』勁草書房, 2005年
『変身願望』ちくま新書, 1999年
『ことばの臨床社会学』ナカニシヤ出版, 1998年
『貴人論』新曜社, 1992年

「2021年 『ニーチェと現代人』 で使われていた紹介文から引用しています。」