「体を温める漢方」で不調を治す (PHP文庫 い 72-1)

著者 :
  • PHP研究所
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569675381

作品紹介・あらすじ

低血圧、貧血、頭痛、生理痛、冷え性、肩こり…重病とは言えなくても、日々つらいと感じるこれらの症状は、西洋医学で根本的な治療は困難。しかし、漢方はこのような不定愁訴こそ得意分野なのです!本書は、石原先生が提唱する「体温を上げる漢方と生活習慣」を症状別に紹介しつつ、漢方医学の考え方や治療法をやさしく説いた入門書。この一冊でつらい症状と、もうサヨナラ。

感想・レビュー・書評

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  • 漢方について知りたくて読書。

    生姜ブームの火付け役の石原 結實氏を父に持つ著者が書いた女性向けの漢方入門的な本。

    内容は結實氏の内容と重なる部分が多い。そこへ女性ならではなの視点で補足されている。

    最近、寝るときだけで、昼間、腹巻きをするのを止めていたが、即着けてみる。20日に読んだ『成功する人は缶コーヒーを飲まない 「すべてがうまく回りだす」黄金の食習慣』 (姫野 友美 著)と異なる部分が多いが、健康法にこれが絶対正しいなんてものは存在しないと思う。本人が試してみて、調子がいいと感じるものを続けるのが一番。

    著者たちは、食べ過ぎ、水分の取り過ぎ、低体温が生活習慣病増加の一因と考え、少食で、身体(特に下半身)を温め、生姜を始めとする陽性食品を食べることを意識する。

    一方で姫野氏は、糖質の取り過ぎ、タンパク質不足が肥満や不健康の一因。炭水化物を減らし、もっと肉食へのシフトと訴える。

    立場や主張は違えども大切な健康について、もっと積極的に学ぶべきだと思う。

    本書は、症状別に対処法を述べているので、同じ内容が繰り返される傾向にある。

    読書時間:約35分

    • びあしん慶次郎さん
      (2013-01-08)レス訂正、

      だいだん→だいさん
      (2013-01-08)レス訂正、

      だいだん→だいさん
      2013/01/15
    • だいさん
      ”健康オタク”

      難しいですね。
      思うことがたくさんあり、書ききれません。
      (短い文章だと十分説明できるかどうか)
      高度に文化が発...
      ”健康オタク”

      難しいですね。
      思うことがたくさんあり、書ききれません。
      (短い文章だと十分説明できるかどうか)
      高度に文化が発達、医療も発達すると、健康も産業になります。
      米国は、日本よりオタクが多いように思うのですが?

      2013/01/16
    • びあしん慶次郎さん
      だいさん、
      コメント有り難うございます。

      ある程度、経済が成熟すると健康へ関心を払い、費用をかけていくのは歴史的な流れだだと思います。

      ...
      だいさん、
      コメント有り難うございます。

      ある程度、経済が成熟すると健康へ関心を払い、費用をかけていくのは歴史的な流れだだと思います。

      日本はこの20年経済的に鬱なので、その傾向が余計に強いと『鬱の力』(五木 寛之 香山 リカ)の内容を思い出します。

      >米国は、日本よりオタクが多いように思うのですが?
      そうですね、そうかもしれませんね。

      米国は、国民皆保険が実現しそうななので、保険ビジネスが盛り上がっているそうです。
      2013/01/18
  • 東洋医学と西洋医学。。。。漢方って凄いのね~。
    『気』の巡りが悪くなると『血』の流れも『水』の流れも悪くなるので、さまざまな病気を引き起こす。『病は気から』という言葉の深い意味を知ったよ。日々の生活で大事なのは体を冷やさないこと、食べ過ぎないこと、運動をすること。健康であるためには『頭寒足熱』読み終えて、健康が1番の宝とつくづく思えた1冊。

  • 石原結實先生の愛娘、石原新菜先生入魂の一品。体を温めることですべて解決することを症状別にこれでもか、これでもかと提示している。様々な不調に悩んでいるそこのあなた、新菜先生の美貌にだまされたと思って、この本の内容を実践してみることを薦める。念のため、本買うときは、帯付きを入手することをお勧めします。

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著者プロフィール

石原新菜(イシハラクリニック副院長)

「2023年 『健康お酢レシピ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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