アリーの物語I (女騎士アランナの娘)

  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569686172

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  • スパイ長官の血をひく娘、アリーは父と同じ仕事にあこがれを抱いているが、反対され、無為に過ごしている。そこをトリックスターに別の国に連れて行かれ、賭けをすることになる――。
    生きる伝説となった母や父を持った娘として、生き方を迷うアリーは、両親から離れ、奴隷として売られた先で、彼女自身の才能を発揮していく。
    彼女の周りの者にも助けられ、また、助けながら、少しずつ成長する姿も楽しく思える。

  • 伝説の女騎士、アランナを母に、王国のスパイを束ねる元盗賊の王、ジョージを父にもつアリー。スパイになりたいと願いながらも両親に認めてもらえず、家を飛び出したアリーだったが、敵国コパー諸島に奴隷として売り払われてしまう。売られた先は、王の寵愛を失い離島へ追放されたバーリタン家。アリーはある日、きまぐれな神キプリオスと出会い、神は言った。「おまえが、バーリタン家の子どもたちを夏のあいだ生かしておけるか、賭けをしよう」なぜ神はアリーにそんな賭けを申し出たのか。一家には、どんな秘められた謎があるというのか。アリーはその謎をつきとめるべく、神との賭けに乗った。

    アランナのシリーズの大ファンだった私としては、ジョージが相変わらずカッコいいことにときめきます(笑)一方アランナも年には勝てないということなのかなぁ・・・若い彼女から想像してるとびっくりするけど。カタカナ名を覚えるのが壮絶に苦手な私は人物関係を覚えるのに苦労しました。登場人物多すぎだ。ナワトやアリーの仲間たちは個性的で楽しい。スパイ活動とか聞くとわくわくするので、これからが本番かなーと期待しています。っていうか、ジョージ・・・スパイにしたくないのにアリーに贈る本が新人スパイのための手引書ってどうなの・・・。

  • おもしろい。はじめは図書館で借りて読んで、何度も読みたくて買ってしまったー。女の子(アリー)が大活躍!
    タフで強くて賢いい女の子が主人公の話し大好きだー。

  • アランナのシリーズがデビュー作だったから、巧くなったということでしょうか、おもしろくなってます。でも間にとばされた二つのシリーズの主人公の名前が出てくるので、順番通りの翻訳が望まれたのに残念です。まあ、アリーシリーズの刊行中に頑張って読んでしまえばいいのでしょうが。続きが気になります。

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