男なら、ひとり旅。 (PHP新書 491)

著者 :
  • PHP研究所
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569696553

感想・レビュー・書評

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  • 2012/11/04読了。

    主に団塊世代をターゲットに書かれた一人旅のススメ。
    旅行の魅力を人に伝えるのは難しいということを再認識した。つまり、著者の旅行記がそこまで響いてこなかった。本の前半部分で、「テーマ設定は人それぞれであり、自己満足の世界である。」という主張があるが、それを裏付けるために自らの旅行記を掲載したのかと思うほどである。
    結局、一人旅の魅力というものは、何かしらの機会に気づきを得ることでしか分からないものではないだろうか。人に言われてやってみるものではないように思える。

  • 男だから,女だからの前ふりが時代遅れ.そんな世代の著者だからショウガナイかも.
    What'sNewもサプライズもない.お固い感じ.
    ひとり旅の「マニュアル」を求めてる人が読むにはいいかもしれない.
    私は途中で読むのがいやになったけど...

  •  いわゆる旅行案内ではありません。
    「今までも旅が好きで、これからの自由時間を利用して、大いに旅をしようと考えている人はもちろん、これから暇になるから旅でもしてみるかと考えている人も、さらには、旅には興味はないが、これからの自由時間をどうやって過ごそうと考えている人を含めて、大勢の人たちを、『男なら、ひとり旅』の出発点まで案内したいと思っている」。一読、そうだ出かけてみよう。男が、ひとり旅をしたくなるガイドブックです。
     若い頃、結婚したら夫婦で一緒に山を歩いたり、寺を訪ねたりしたいものだ、と憧れていました。今でもそんなご夫婦を見るといいもんだなあ、と羨ましくも感じます。    
     でも、私は駄目ですねえ。特に近頃。年とともに我儘が嵩じてきたせいが第一。それに残り限りある時間なのだから、お互い自由に、したいことをすればいい、と思ってしまうんです。興味の対象も好みも体力も異なるのに無理してまで付き合うこともない、と。
    「長年しがらみの中で生きてきた男たちの欲求を満たすもの。それは男のひとり旅だ」。同感。と、いいつつ、たまにする、お互いにゆずりあい、つきあう旅やワイワイガヤガヤ旅行が新鮮で、その良さを感じたりもします。 (H)

  • 結局これはなんの本?と言うのが率直な感想。前半は著者本人の今までの生き方について書かれているのかと思えば、後半は著者の旅日記みたいなものを強引に切り貼りされている。
    著者というよりも編集者のセンスと能力に大いに疑問を感じる一冊。

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著者プロフィール

ふせ かつひこ
1947年生まれ。
一橋大学卒業後、総合商社に勤め、
十五年間の海外勤務を含め、国際ビジネスに従事。
2002年より著作活動を始め、下記のように
世代論、日本人論などを中心とした新書や
貿易実務書など著書多数。
古代の物流にも関心を持ち、
近年、日本列島を取り巻く海辺各地を取材。
古代史関連の著書に
『元商社マンが発見した古代の商人たち 歴史新書』
(洋泉社、2012年)がある。他、著書に
『54歳引退論―混沌の長寿時代を生き抜くために
 ちくま新書』(筑摩書房、2003年)、
『島国根性を捨ててはいけない 新書y』
(洋泉社、2004年)、
『アフリカに賭ける―ある商社マンの痛快人生』
(彩流社、2010年)、
『最新版 世界の資源地図』(岩本沙弓との共著、
青春出版社、2011年)、
『世界が見た日本人 もっと自信を持っていい理由
 日経プレミアシリーズ』(大賀敏子との共著、
日本経済新聞出版社、2014年)、
『なぜ世界の隅々で日本人がこんなに感謝されているのか
 PHP新書』(大賀敏子との共著、PHP研究所、2016年)、
『貿易実務の基本と仕組みがよ~くわかる本[第4版]
How-nual図解入門ビジネス』(秀和システム、2017年)
など。

「2018年 『海の古代史 幻の古代交易者を追って』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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