「勝ち組企業」の就業規則 (PHPビジネス新書 48)

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569697451

感想・レビュー・書評

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  • 実用的。初めて就業規則を作る人は一読の価値はあるのでは。ただ、網羅的なもう少しかための本とセットが好ましい。

  • 就業規則を初めて導入する際に読むにはいいかも。

    就業規則のどの項目に力点を置くべきかがつかめます。
    良くあるケースを引用しての解説となっていたり、どうしてこの規定はこういう規定になっているかまで解説されていたりしますので、導入時に社員さんに説明をしなきゃならない場合などは、よい参考書になるでしょう。

    でも、内容は包括的になっていませんので、あくまでサブの参考文献としての位置づけになります。
    サブで800円か・・・。
    微妙ですが、・・・買いです。

  • 労働基準法が平成22年4月1日から改正されます。
    http://www.mhlw.go.jp/topics/2008/12/tp1216-1.html

    ということで、組合の役員になっている私としては、
    今回の子育てに焦点をあてた法改正が結構気になっています。

    しかし、残念ながら今回の法改正による、就業規則の見直しはない。
    と言われてしまい、どうにも保守的な感じで、いけ好かないのです。

    なんでかって、全然中身理解してなさそうなんだもん・・・
    どういう点が改正になって、それが義務なのか努力義務なのか。
    最低でもそういうレベルで把握した上で話してほしいんだが・・・

    ということで、今回の本を借りてみました。

    やっぱり「コピペ」の就業規則は最悪です。
    そして法律どおりにしか作成しない就業規則も、
    何の魅力もないし、意味がわかっていて、且つそれを浸透させないと
    有事の際にも役に立たない可能性があり。

    一番大事なのは、しっかり目的を考えて規則を作ること。
    当然法律は守る範囲で作成するわけで。
    この目的が会社ごとに変わってくるわけです。
    やってる業務内容が違うし、社風も違うわけですから。

    まずは規制するべきことはする。という規則は必要です。
    その上で、もう一歩。自社にあった規則を作ること。

    曖昧な解釈は危険ですし、そもそも勘違いされていることが多い。
    時間外労働に関してとか。なるほど。と思った。
    例えば、営業手当もみなし労働にする時間数を正確に明記すべき。とか。
    裁量労働も深夜手当ては支払う義務があるとか。

    あと大抵の会社が駄目だと思うのは、就業規則を理解させる気がない。
    入社時に渡したっきりで、改正も案内だけ。ケース紹介もほとんどない。
    面倒なことが起きたときに対応するだけで、
    いちいち知らしめる気がまるでないのがあからさま過ぎて・・・
    (ってうちの会社なんですが)

    まぁこの本は経営者に読んで欲しい1冊だそうです。
    確かに下々の人間が読んでも不満が溜まるだけかも。
    でも最低限、人事とか、規則作成に関わる人は絶対に理解しておいて欲しい内容。

  • 組織が大きくなると、就業規則で基準を定めることは重要だと思っていたが、想像以上に重要度が高い。

    就業規則が売上に直結するわけではないが、
    就業規則が曖昧だと売上の低下には直結するし、

    就業規則を改定するだけでも、
    社員のモチベーションには多大なる影響を与える。

    我が社は見直すべき課題が多いんだな~。
    経営者は大変だわ。

    小規模の組織では、社長がルールで良いと思うんだけど、
    組織を大きくするということは大変なことなんだな。

  • 「勝ち組」とあるが今となれば法を知っている企業ならば対策を講じている当たり前の内容。書かれている内容が薄い。

  • うん。これは良書です。
    ハウツーとしてです。
    労務管理は、労務「経営」という言葉に変えるべき、と実感させてくれるものです。
    やはり「リアル本棚」に。

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著者プロフィール



「2015年 『駆け出し社会保険労務士さんのための実務の学校』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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