- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569700885
作品紹介・あらすじ
安物のダイヤモンドやハイヒールOLが、地球を加熱する?環境問題の原因もやっぱり「格差」だった?電気の無駄遣いをなくせばメタボも解消?-一見、無関係と思われるような私たちのあらゆる活動が、実は地球環境に大きな影響を及ぼしていると筆者は訴える。関係がないどころか、「地球に優しい」ことは、私たちの人生の質も高め、ビジネスでも利益を上げる。そしてあなたの指一本で、世界は変わり始めるのだ。温暖化を自分の問題として前向きに考えることの必要性を喚起する一冊。
感想・レビュー・書評
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総ての消費行動が環境問題に結びつくのだから、ひとりひとりの意識が大切だ。
それを踏まえるとリサイクルは決して環境に対してプラスではない(マイナスを少なくするという意味では大きい)のに、それによって環境に対して充分考慮した気になってしまうのが危険だ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
地球温暖化について深く考えさせられました。太陽光発電は実は環境に悪いなんて今まで考えもしませんでした。経済の発展と環境保護は矛盾しているのかという問題をこの書は提起しています。
もっと温暖化問題について真剣に一人一人が考えるべきだと筆者は主張しています。私もこの本を読んでそのとおりだと納得しました。 -
普段の何気ない行動によりCO2が排出されるという事実は見直すべきであろう。
本書で指摘していたことであるが、ペットボトル等のリサイクルを考える
ことは重要であるが、より大切なことは、それらが本当に必要なものか否か
を考える「もったいない」精神だろう。つまるところ、個人が如何に意識改革
をすることではないだろうか。「百考は一行に如かず」:考えるだけで
行動しないと意味がない。 -
タイトルからしてそう言う内容になるんだろうけど、何でもかんでもまわりまわって「CO2が○○○kg排出される」「温暖化に影響を及ぼす」といったところに達するのがなんか生活を狭っ苦し感じさせられて気持ちよくはない。
逆にいうと何でもいいから少し気をつけるだけでCO2削減につながるということだろう。本書でいうところの「指一本でできる省エネ」を心がけることが大切ってことでしょう。
もともとから多くの他国よりも環境配慮された経済を形成していた日本が、京都議定書の他の賛同国よって不利なノルマを課せられていた事実には、驚きと共に憤りを感じた。
現状マイナス6%どころかプラス6%だっていうことはどこかで聞いたことがあったが、まさか目標不達成によるペナルティがこのまま行けば4~11兆円となるなんてふざけてるとしか言えない。
ペナルティでそんな額を払うことになるならそうならないように今のうちに対策費として国は国内にお金を投入すべき。
こうなったら日本はやるしかないんだから。
乗り越えて新時代の手本になるしかない。
はじめに書いたようになんでも温暖化の原因とする感じには気持ちよくないが、あまり一般には知られていない事実を多く知れる本。 -
すごい身近な部分から環境問題を考えてる着眼と、理論的である点はすごいいい。
ただ、あまりにも「著者なら…」という書き方が多い点が親しめない。
まあ買って損はしなかったが、読み終わるのと挫折するのとどっちが早く来るか…という感じではあった(一応前者達成)。
ただ、その論理や視点は不足気味な知識しかない俺にとっては鋭さを感じる部分もあった。