仕事の作法

著者 :
制作 : 亀井 民治 
  • PHP研究所
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本棚登録 : 52
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569705576

作品紹介・あらすじ

「人間力」を高めるバイブル。社内外におけるマナーから、お客様や取引先に対する接し方まで、品格ある社会人になるための心得を網羅。

感想・レビュー・書評

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  • 税理士の先生よりご紹介を受ける。
    本来なら購入して精読するべき内容の本です。
    ただいまお借りして読んでいます。

    本から学ぶという言葉がありますが、
    それが、身に付くというのが本当の意味で
    読んだ、学んだ、と言えますね。

    私は、しっかりとこの本より「学ぶ」ことを決めました。

    良き人生を送りたいですからね。

  • 【苦しみのあとには楽しみが待っている】

     この本の著者、鍵山秀三郎さんは、イエローハットの創業者である。彼は創業してから毎日掃除を続けていた。その行動が、自分の会社だけではなく、学校や街などを変えていくことになる。
     皆さんは仕事を何のためにするものだと思いますか?こう問われた時、皆はどうこたえるであろう。多くの人は「食べるため」「生活に困らないため」と答えるのではないか。私もそのようにこたえる。仕事とは、大学または高校を卒業してから当たり前に就くものだと思っていた。だが、それは誰のために、何のためにするものなのかということは考えたことはなかった。それに対して、著者は何も考えたことがなかったという。
     第一章の中に私のオススメの一言である「苦しみのあとには楽しみが待っている」という題がある。その中に「働くことを通じて喜び、感謝できるようになった時、仕事に命が吹き込まれる」と書かれている。仕事をするのは簡単なことではない。仕事に就きたいと思っていても就くことができない人もいる。このように感じられるというのは、多くの苦労と努力、一つ一つの積み重ねがあるからなのではないか。また、長年毎日徹底して行ってきた掃除が大きかったのではないかと思う。「掃除」と聞くと、誰にでもできるものだと感じる。だが、それを実践して行うことは意外に勇気がいるものだ。たとえば、汚い街があったとする。そのとき、自らその街をきれいにしようと行動に移すことができるのであろうか。不快に感じても、見て見ぬふりをしてしまう人の方が多いのではないかと思う。著者はそのような地域に自ら足を運び、ゴミを拾い、分別をすることで、マナーや景観が変わっただけではなく、地域の住民たちの人間関係までも変えたのである。小さなことのように感じるが、世の中のために何か貢献することができるというのは素晴らしいことだと思う。
     私も小学生の頃に地域のゴミ拾いに参加したことがあるが、何も考えずに、ただゴミを拾って、ゴミがなくなれば良いと考えていた。だが、この本を読んで、掃除に対する意識が変わった。そして、仕事をする時は感謝を忘れてはならない。誰にでもできることでも、自ら進んで行動に移すことの大切さを知ることができた。この本を読めば仕事についての考えが大きく変わると思うので、就職する学生には是非読んでもらいたい。

  •  とても素晴らしい内容の本ですし、私も10000%その通りだと思います。
     だからこそ、この本の内容を盲信してはいけません。妄信していいのは鍵山氏に負けないほどの人生経験と内省する力がある人間だけです。このごろ、この本のようなことに感化を受けて、曲解して、おかしなことをする人が少なからずいるからです。そういう人が、いくら素手で便器を研いたってろくな人間にはなりません。
     最近は鍵山さんの本を読むたびこう思います。「二流の鍵山秀三郎もどきになるぐらいならば、一流の自分になろう」と。

  • 高校時代の友人を通じて、

    同じ会社の大先輩に紹介していただいた本。

    【以下、要約】

    ・「大きな努力」で「小さな成果」
    ⇒でも、個人的には「大きな努力」で「大きな成果」を目指したい。

    ・後味の良い生き方を心がける。

    ・業者さんに対する配慮を欠かさない。
    ⇒サービス提供者に対してもそうありたい。と思う今日この頃。

    ・縁ある人を大事にする。

    ・凡事徹底
    ⇒新入社員の今、これほど噛みしめておきたい言葉はない。

    ・ないものねだりではなく、あるもの活かし。

  • ちょっと、おれがおれが過ぎるね。
    凄い人だというのは分かりますが、ちょっと出すぎです。

  • 会社の上司も先輩も、さらには社長だって、あなたの人生に責任を持ってくれる人は誰もいない。上司や先輩、社長よりも自分の「家族」を信じなさい…。元マツダ・ブランド戦略マネージャーが語る、サラリーマンの知恵と美学。



    サラリーマンだもの・・・
    いや、サラリーマンだから。。。
    大事なことなどがかかれてて、とてもフレッシュなときの気持ちを考えてしまいました♪

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著者プロフィール

昭和8(1933)年、東京生まれ。昭和27(1952)年、疎開先の岐阜県立東濃高校卒業。昭和28(1953)年、デトロイト商会入社。昭和36(1961)年、ローヤルを創業し社長に就任。平成9(1997)年、社名をイエローハットに変更。平成10(1998)年、同社取締役相談役となり、平成20(2008)年、取締役辞任。平成22(2010)年、退職。創業以来続けている掃除に多くの人が共鳴し、その活動はNPO法人「日本を美しくする会」として全国規模となるほか、海外にも輪が広がっている。著書に『凡事徹底』『続・凡事徹底』(以上、致知出版社)、『鍵山秀三郎「一日一話」』『すぐに結果を求めない生き方』(以上、PHP研究所)などがある。

「2020年 『大きな努力で小さな成果を――平凡なことを非凡に努める「凡事徹底」の生き方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

鍵山秀三郎の作品

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