- Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569770109
感想・レビュー・書評
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【目次】(「BOOK」データベースより)
01 本物の省エネ住宅に住むために/02 日本初パッシブハウスのつくり方/03 小さい家は素晴らしい/04 本物のエコ(省エネ)の見分け方/05 住む人の快適さが家づくりの基本/06 器の性能を上げるノウハウ/07 クリーンパワーは無限大詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
住宅を題材にしたエネルギーについて考えさせられる本でした。電気を節約したり、熱を逃がさないということだけではなく、地球上の1生命体として住宅をとらえて、いかに二酸化炭素を出さない暮らしを実現するかということが書かれています。だいたい数字で表記されているので、今日本のレベルがどれくらいかというのも分かりました。
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ドイツの省エネ住宅であるパッシブ住宅基準をベースに、世界的な環境住宅トレンドの中において、日本のポジションが低レベルであることを説く。
家の断熱性能を単に、面積当りの冷暖房負荷だけではなく、床面積の小さいコンパクトな家であれば、エネルギーの絶対値が小さく、環境負荷が小さいと説明。納得。 -
エコ住宅、省エネ住宅の本として
先端の情報と言えるのではないでしょうか?
EUとの対比で日本の住宅の遅れを示しています。
日本の政策の遅れや供給者側の意識の遅れがよく分かります。
ただ、一般の家をたてようかなと思っている人が、
世界基準のいい家ってどんなものか知りたいと思って本書を
読むとすれば少し内容が高度なのかもしれませんね。
家作りを依頼する側ににかなりの意識と知識が必要で、
受けるつくり手の側にも確かな技術が求められそうです。
筆者のエコに対する真摯な思いがよく伝わってくるいい本だと
思います。
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